伊豆、海沿いドライブおすすめコース 東京〜伊豆〜三島〜箱根周遊|ルート;

伊豆、海沿いドライブおすすめコース 東京〜伊豆〜三島〜箱根周遊|ルート

2023.12.19 ROUTE・PLAN
  • 三島
  • 伊豆、伊豆高原、伊東
  • 伊豆下田
  • 伊豆今井浜
  • 伊豆周遊
  • 城ケ崎海岸
  • 富士山
  • 箱根強羅、箱根、強羅温泉

伊豆というと、何を思い浮かべますか? 温泉、リゾートの海、絶景の海、高原や花など自然の景観、歴史と文化の息づく街なみ、そして富士山の雄大な姿……。すべてを見て、楽しんで、味わう旅。都会の喧騒を離れて、魅力がいっぱいの伊豆をぐるり、周遊してみませんか。

都内から出発したら、まずは伊東へ。そこから城ケ崎、伊豆高原、そして今井浜海岸、下田まで海沿いのエリアをぐるっと回って、富士山のおひざ元、三島へ。最後は箱根で温泉巡りと、心ゆくまで伊豆の魅力を満喫しましょう!

伊豆周遊のスタートは伊東から

都内を出発したら、東名高速道路と国道135号線を経由してまずは伊豆周遊の最初の地、伊東へ。

伊東駅の近くにある、オーシャンビューを臨む海浜公園「なぎさ公園」へはぜひ立ち寄りたいところです。広々とした公園の目の前には青い海が広がり、園内には彫刻アートが点在しています。海風を感じながらの散策がおすすめ。 「なぎさ公園」からほど近くにあるのは、南国の雰囲気に溢れた「オレンジビーチ」。こちらも眺めがよく、特に夕陽が落ちるサンセットタイムは格別で、旅情を誘うこと間違いありません。

海辺の散策を楽しんだあとは、市街地へ足を向けて、「松川遊歩道」へ。松川のほとりに立ち並ぶ老舗旅館の眺めや枝垂れ柳の街路樹をそぞろ歩きすれば、温泉街の情緒たっぷり。夜は竹灯籠がライトアップされ、雰囲気もとっても素敵です。

ドライブで立ち寄りたいのが「道の駅マリンタウン」。ここでは、土産物屋やレストランはもちろん、伊東らしく日帰り温泉や足湯、海の上に突き出した遊歩道「伊東マリンロード」など、一日遊べるぐらいの豊富な施設が揃っています。マリーナも併設されていて、遊覧船も出航しているので、まさに海辺の町ということを体感できます。

絶景パノラマを楽しみたい! 城ケ崎海岸と伊豆高原へ

伊東から南へ10キロの距離にあるのが城ケ崎海岸。

無理しすぎずウォーキングができる距離にも関わらず、素晴らしい景色に出会えるとっておきの散策コースをご紹介。伊豆高原駅そばから「橋立つり橋」まで、往復で約1時間程度のコースです。

まず、駅または駐車場のそばにある川沿いに海まで向かいます、だんだんとに緑が深くなり、まるでジブリの世界のよう。マイナスイオンに癒されていくのを感じます。さらに進むと川はなんと海に続く滝に!崖から轟音と共に流れてく圧巻の滝と、その先には海を一望できる絶景の展望台が待っています。

切り立った崖に高い波の打ち寄せる岸壁にある展望台から眺める絶景は最高です。伊豆高原駅すぐそばでのお菓子やさん「マキシム」で購入したとっておきのスイーツと共に絶景を楽しむのも贅沢な時間。

さらに先には「橋立つり橋」が続きます。アップダウンもあまりなく、非日常感や、冒険気分を味わえる、自然散策で心からリフレッシュしてください。

城ケ崎海岸の周辺にはほかにも、日蓮上人ゆかりの「蓮着寺(れんちゃくじ)」や日蓮上人が鎌倉幕府から流刑にされた際に置き去りにされたという岩礁「俎板岩(まないた岩)」があります。

城ケ崎海岸から内陸に向かうと、伊豆高原。お椀をひっくり返したような形の「大室山」が有名です。美しい緑に覆われていて、頂上には深さ70mの火口跡があります。リフトで登れば、頂上から伊豆の山々と海の絶景のパノラマが広がります。

宿泊は、城ケ崎ならルネッサ城ケ崎へ。静かな自然の中のコテージで温泉をのんびり楽しめます。伊豆高原なら東急バケーションズ伊豆高原へどうぞ。大室山を臨む高原リゾートで、こちらも遊び疲れた身体を温泉が癒してくれます。

ルネッサ城ケ崎
東急バケーションズ伊豆高原

伊豆の海を眺めながら、爽快ドライブ!

伊豆を巡るなら、車が便利。伊東から今井浜・下田につながる道は、海を見渡せる箇所が多く、伊豆のパノラマを眺めることができます。心地のいいドライブが日頃のストレスから解放してくれます。

海と自然と”花の伊豆”を楽しむリゾート、今井浜海岸

伊豆高原から海沿いをドライブして40分。

途中でお腹がすいたら、ぜひ地元民から愛される「中華 ふるさと」へ立ち寄ってはいかが。名物肉チャーハンは注文必至のメニューです!

今井浜海岸は、今井浜海水浴場が人気のスポットです。都内からのアクセスも良いことから、透明度の高い青い海を求めて、海水浴やマリンアクティビティを楽しみに訪れる人で夏は大賑わい。

今井浜周辺にはまた、“花の伊豆”を感じさせてくれる観光名所もあります。特に春は河津桜が有名で、この土地に自生する河津桜が満開に咲き誇り、多くの人の目を楽しませてくれます。また、5月~7月にはフランス式庭園「河津バカテル公園」で約6,000本ものバラが美しさを競います。

河津川をずっと遡ると、景勝地「河津七滝(かわづななだる)」があります。ここは、およそ2万5千年前の火山噴火によって形成された自然のジオアート。滝はもちろんのこと、溶岩の流れた跡など自然のパワーを感じられるスポットで、散策をしながら景色を楽しめます。秋の紅葉シーズンにはぜひ訪れたいところです。

今井浜周辺での宿泊は伊豆今井浜東急ホテルへ。今井浜海岸の目の前に建つ、温泉も海も楽しめるリゾートホテルです。

白い砂浜に黒船の歴史を刻む海辺の町、下田

今井浜海岸からさらに南下しておよそ30分のドライブで、下田へ。

下田は、起伏に富んだ地形の海岸線沿いにホテルが建ち並び、美しい海が魅力のリゾート地で、その名の通り白い砂浜が訪れる人を惹き付ける白浜海岸は、夏に大勢の人で賑わいます。 海沿いには下田海中水族館があり、間近で見ることのできるイルカのショーが人気です。

また、海から眺める下田の景観はぜひ、黒船遊覧船の「伊豆クルーズ」がおすすめ。その昔、ペリーが来航した時の風景に思いを馳せることができます。

山からは、寝姿山の頂上からの眺めが抜群です。ぜひ、下田ロープウェイで頂上からの絶景を楽しんでくださいね。

下田湾に注ぎ込む平滑川沿いの「ペリーロード」は、石畳の美しい遊歩道。歴史を感じる古い町並みには土産物屋やレトロなカフェもあり、そぞろ歩きを楽しめます。メインストリートの「一品香」というお店は朝から食べられるという下田天然塩ラーメンが人気の中華。海の幸が凝縮されたスープは絶品です。

下田で観光を満喫したら、お泊りは下田東急ホテルへどうぞ。大浦海岸を見下ろす高台にそびえる、絶景の温泉リゾートホテルです。

下田ロープウェイで寝姿山の頂上へ。海を臨む眺望が最高です

いしにえより、富士山のふもとの宿場町・三島

下田から国道414号線を約68キロ北上して、三島の町へ。

東海道・山陽新幹線三島駅があり、都内からのアクセスも抜群の町。伊豆周遊の起点ともなる地です。 古来より宿場町として栄えた三島は、交通機関で伊豆方面へのアクセスも良好なので、滞在しながら周辺の町を周遊するのもいいですね。

三島駅の近くには明治時代に宮家の別邸として建設された「楽寿園」があり、風光明媚な和風の庭園は野鳥のバードウォッチングもできます。楽寿園から流れる清流「源兵衛川」沿いを歩いて、せせらぎ散歩もぜひ楽しんで。夏はゲンジボタルも飛ぶほどの澄んだ水の流れる音は、ヒーリング効果も抜群です。

源兵衛川から東に歩くこと10分、伊豆随一のパワースポットとして知られる三嶋大社があります。古くは源頼朝が源氏再興を祈願したお社として有名で、春には200本もの見事な桜を、秋には樹齢1200年の金木犀の芳醇な香りを楽しめます。 三嶋大社のすぐ近くに、絵本専門店「えほんやさん」があります。店内には絵本はもちろん可愛い雑貨もあり、お土産にもぴったり。やさしくほっこりした気持ちになりますよ。

宿泊は富士山三島東急ホテルへ。広々とした大浴場からは、富士山の雄大な姿を眺めることができ、とてもラグジュアリーな気分に浸れます。

名湯温泉リゾート、箱根でたっぷり温泉ざんまい

三島から国道1号線を小田原方面に約45分走れば、伊豆周遊ルートの最終地、箱根に到着です。

箱根には、小田急ロマンスカーの終着駅でもおなじみ、温泉街の箱根湯本があり、箱根湯本温泉巡りの拠点として、また箱根登山鉄道へと乗り継ぐ中継地として、土産物屋や大きな旅館が建ち並び、大勢の観光客で賑わう町です。

箱根湯本から強羅方面へ進む途中の宮ノ下エリアは、明治時代には外国人にも人気のリゾートだった地。宮ノ下温泉、底倉温泉、木賀温泉、堂ヶ島温泉と四つの源泉が湧き、温泉巡りを楽しめます。

宮ノ下エリアに隣接するのが、箱根登山鉄道の終点にもなっている強羅です。周辺には芦ノ湖、仙石原など箱根の自然美を堪能することができ、美術館などアートの発信地も。小腹がすいたら、手作り餃子の店「ちゃいなハウス」へぜひ立ち寄って。種類豊富なメニューの餃子、思わず食べ過ぎちゃうかも。

宿泊は東急バケーションズ箱根強羅へ。強羅の自然の中でゆったりと露天風呂を堪能できる、別荘のようなホテル滞在が可能です。

いかがでしたでしょうか? 伊豆ならではの海と自然の壮観な景色、あちこちの温泉の恵みと、伊豆周遊の旅はとっても魅力的です。

ぜひ、ゆったり旅をして、いろんなエリアをめぐって、あなただけの素敵な伊豆を発見してみてくださいね!

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