新幹線と飛行機どっちが安い？料金・所要時間でコスパを比較！
「新幹線と飛行機はどちらが安いの？」と疑問に感じる方も多いでしょう。そこで本記事では、料金や所要時間をわかりやすく比較！どちらにするべきかの選び方や、新幹線や飛行機を安く利用するコツについても解説します。旅の計画や出張時の参考に、ぜひご覧ください。
新幹線と飛行機どっちが安い？基本料金と所要時間
旅行や出張での移動手段を選ぶ際、新幹線と飛行機のどちらを使うかは多くの人が悩むところです。料金や所要時間、快適さなどを比較して、それぞれのメリット・デメリットを把握してみましょう。
以下では、東京を起点として、大阪・福岡・北海道への移動について、新幹線と飛行機の基本的な費用と所要時間をまとめました。
東京〜大阪間
東京〜大阪間では、移動距離が比較的短いため、新幹線を選ぶ人が多いでしょう。のぞみ号であれば約2時間30分で到着し、乗り換えの煩わしさも少ないです。
飛行機の場合、飛行時間自体は1時間15分程度ですが、空港までのアクセス、搭乗手続き、到着後の移動時間を含めるとトータルで3時間以上かかることも。
料金も新幹線の方が安い傾向にあるため、新幹線がおすすめです。
| 手段 | 料金（目安） | 所要時間（目安） |
| 新幹線 | 14,100円 | 2時間30分 |
| 飛行機 | 28,000〜30,000円 | 1時間5分+空港までの往復移動時間+手続き（1時間半） |
東京〜福岡間
東京から福岡へ行く場合、飛行機の方がトータルの所要時間が短くなる場合が多いです。福岡空港は市街地に近く、空港から博多駅までも地下鉄で数分とアクセスが良好。また飛行機の基本料金は2万8,000円程度からとなっていますが、キャンペーンや早割を利用すると1万円以下になることもあります。
一方で、新幹線は乗換えや手続きの手間を省けますが、所要時間は5時間。飛行機が上手く取れるタイミングであれば、負担の少ない飛行機の方がおすすめです。
| 手段 | 料金（目安） | 所要時間（目安） |
| 新幹線 | 22,220円 | 5時間 |
| 飛行機 | 28,980〜51,000円 | 2時間+空港までの往復移動時間+手続き（1時間半） |
東京〜北海道間
北海道方面までの移動も、基本的には飛行機が便利です。羽田から新千歳空港や函館空港までは1時間半ほどで到着し、空港からの移動も比較的スムーズ。料金も早割やセールを利用すれば安価に購入できます。
新幹線を利用した場合、函館まで4時間15分。札幌方面や他の北海道エリアへ移動する場合は、函館駅からの異動が発生します。体力面での負担も大きくなりやすいので、鉄道移動にこだわりがない場合は飛行機を選んだ方がよいでしょう。
| 手段 | 料金（目安） | 所要時間（目安） |
| 新幹線 | 23,230円 | 函館まで4時間15分 |
| 飛行機 | 28,000円〜41,000円 | 1時間半+空港までの往復移動時間+手続き（1時間半） |
新幹線と飛行機でどっちにするか決めるポイント
ここでは、新幹線と飛行機でどちらを選ぶべきかを考える際、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 価格は目的地とタイミングによりけり
- 所要時間は「ドア toドア」で比較
- 快適さ・正確性重視なら新幹線がおすすめ
価格は目的地とタイミングによりけり
どちらが安いかは、距離だけでなく時期や予約のタイミングによっても大きく変わります。新幹線の価格は基本的に一定であまり大きく変動しませんが、飛行機は大きく変動するのが特徴。
早期予約や割引運賃を活用すれば、飛行機の方が大幅に安く移動できることもありますが、直前予約では高額になることが多く、タイミングによる価格差が大きいです。
所要時間は「ドア toドア」で比較
所要時間の比較では、移動そのものの時間だけでなく、自宅やオフィスを出てから目的地に到着するまでの「ドア to ドア」で考えるのがポイント。
例えば、飛行機はフライト時間そのものは短くても、空港までの移動や保安検査、搭乗手続き、到着後の移動などに時間がかかります。フライト時間そのものは短くても、新幹線よりトータルの所要時間は長くなるケースも多いです。
実際の移動距離だけでなく、周辺のアクセスや当日の移動状況も含めて比較することで判断しやすくなります。
快適さ・正確性重視なら新幹線がおすすめ
移動中の快適さや到着時刻の正確性を重視するなら、基本的には新幹線がおすすめ。シートも広く、乗車中の自由度が高いため、仕事や読書など移動中の時間を有効に使いたい人には適しています。
また新幹線は天候の影響を受けにくく、発着の遅延が少ないのも魅力です。飛行機は台風や大雪といった自然条件に左右されやすいため、計画通りに動きたい場合は新幹線を使うとよいでしょう。
新幹線や飛行機を安く利用するコツ
新幹線や飛行機を安く利用するコツは以下のとおりです。
- 早割やキャンペーンを活用する
- マイルやポイントを活用する
- 往復・宿泊付きパックを活用する
- 金券ショップ・株主優待券を利用する
- 比較サイトで最安値をチェックする
早割やキャンペーンを活用する
飛行機も新幹線も、チケットを安く利用するなら早めの予約がおすすめです。
航空会社が設定している「早割」キャンペーンなどは、搭乗の数週間前から数か月前までの申し込みで適用されるケースが多く、場合によっては通常運賃の半額以下になることもあります。
新幹線の場合も、JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」や、えきねっとの「トクだ値」など、区間限定で割引きっぷが用意されていることがあります。時間に余裕があるなら、こうした割引プランを探してみるとよいでしょう。
マイルやポイントを活用する
マイレージやポイントを使えば、新幹線や飛行機のチケット代を抑えられます。モバイルSuicaや交通系ICカード、クレジットカードなどを利用できるので、よく使う路線のマイレージやポイント制度を確認しておくとお得です。
往復・宿泊付きパックを活用する
出張や観光などで宿泊を伴う予定があるなら、「往復交通＋ホテル」がセットになったパック商品を利用すると、交通費だけでなく宿泊費も抑えられます。
比較サイトやJR東日本の「びゅうトラベル」などを活用して、お得に旅を楽しみましょう。
金券ショップ・株主優待券を利用する
金券ショップでは、新幹線の回数券や航空会社の株主優待券を購入できます。手間はかかりますが、通常よりも割安に利用できることが特徴です。
たとえば金券ショップで新幹線の自由席回数券を購入すれば、繁忙期でも定価より安く乗車できるケースがあります。
航空会社の株主優待券は、正規運賃から割引を受けて搭乗できる仕組みです。
比較サイトで最安値をチェックする
航空券も新幹線も、比較サイトを使えば最安値を一目で確認できます。複数の旅行会社や交通手段を一括で検索・比較できるサイトを活用すれば、時期や時間帯による価格差も見えてくるでしょう。
たとえば「トラベルコ」や「エアトリ」「スカイスキャナー」などは、LCCから大手航空会社、新幹線パックまで幅広く掲載されており、出発地や到着地、日程を入れるだけで最安のチケットを探し出せます。
定額宿泊サービス「ツギツギ」で宿泊費用を抑えよう
交通費だけでなく、宿泊費も旅の予算を大きく左右するポイントのひとつ。出張や長期の旅行でホテル滞在が続くと、1泊ごとの料金が重なり、総額がかさんでしまうことも珍しくありません。
こうした費用を抑える手段としておすすめなのが、定額制の宿泊サービス「ツギツギ」です。
ツギツギとは、全国300施設以上の宿泊先から選んで泊まれる、東急グループが運営する月額定額制の宿泊サービス（※）。プランは希望する泊数に応じて選べ、使わなかった泊数は翌月以降に繰り越しが可能。同伴者1名まで無料で宿泊でき、未就学児は添い寝無料（※2）です。
※1:“ツギツギ 公式HP”参照
※2:一部施設においては添い寝無料対象外
例えば、夫婦2名未就学児の子ども2名でホテルに宿泊した場合、かかる費用は契約プランのみ。つまり「えらべる5」（月55,800円（税込）/5泊）を契約している方は、家族4名で宿泊しても1泊の宿泊代は破格の11,160円（税込）となります。※宿泊ホテルにより追加料金が発生する場合があります。
ツギツギでは、東京の宿泊施設が豊富に紹介されています。コストを抑えた東京旅行を計画している方は、ぜひツギツギを検討してみてください。
| 宿泊数を選べるプラン～ 余った泊数も翌月以降に繰り越し可能 ～ | 毎日泊まれるプラン | |||
| 宿泊数 | 2泊/30日間 ※3ヶ月以上の継続利用が必要 | 5泊/30日間 | 14泊/30日間 | 30泊/30日間 |
| 宿泊可能な曜日 | 日〜木 2泊 | 日〜木 5泊 | 日〜木 10泊 制限なし 4泊 | 制限なし |
| 宿泊対象施設 | 全国300施設以上から毎日選び放題 | |||
| 同伴者 | 同伴者1名無料・事前登録不要 | |||
| ご利用料金 | 23,980円（税込） | 55,800円（税込） | 157,800円（税込） | 338,800円（税込） |
※プランの詳細はこちら
新幹線と飛行機どっちが安いかはリアルタイムで比較しよう
本記事では新幹線と飛行機の料金や所要時間を比較し、選び方のポイントを紹介しました。目的地やタイミングによってどちらが安いかは変わるため、快適さや正確性なども総合的に踏まえて検討するのがおすすめ。また、比較サイトなども活用して、自分に合った交通手段を選びましょう。