新幹線のこども料金は何歳から必要？料金の一例や買い方を紹介
新幹線の子ども料金には年齢や座席の使用状況によるルールがあり、事前に知っておくと旅の準備がスムーズになります。本記事では、子ども料金が適用される条件や料金の一例、切符の購入方法をわかりやすく解説。さらに、家族で新幹線を利用する際に役立つ情報もあわせて紹介します。
新幹線の子ども料金はいくつから？
出典：PIXTA
新幹線に乗車する際、子ども料金は年齢によって異なります。乳幼児や小児の区分ごとに料金が設定されており、それぞれの条件を正しく理解しておくことが大切です。以下では、新幹線での子ども料金について詳しく解説します。
乳幼児（0～5歳）
0歳から5歳の乳幼児は、新幹線の自由席・指定席において、通常料金を支払う必要はありません。ただし以下の条件を満たす場合のみ無料となります。
- 大人1人につき乳幼児2人まで無料（3人目以降は小児料金が必要）。
- 自由席を利用する場合。
ただし、乳幼児が1人で指定席を利用する場合は、子ども料金が必要（※）です。
※“JR東日本 公式HP”参照
小児（6～11歳）
6歳から11歳までの小児の場合、おとな料金の半額が適用されます。ただし、計算結果が10円未満になる場合は切り上げとなるため注意しましょう。また、グリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券はおとな料金と同額です。
小児料金の適用条件
- 小児が指定席・自由席・グリーン席のいずれかを利用する場合。
- 大人と同行している場合でも、席を利用する場合は料金が発生します。
無料で利用できる条件
- 小児が自由席に大人と同行し、座席を使用しない場合。ただし、大人1人につき1人まで無料です。
子ども料金の一例
出典：PIXTA
新幹線の子ども料金は、距離や利用する車両の種類によって異なります。以下は主な新幹線路線での小児料金で計算した子ども料金の一例です。
東京～新大阪（東海道新幹線）
| 車両の種類 | 子ども料金の一例 |
| 自由席 | 約8,000円前後 |
| 指定席 | 約8,300円前後 |
| グリーン車 | 約10,000円前後 |
東京～仙台（東北新幹線）
| 車両の種類 | 子ども料金の一例 |
| 自由席 | 約5,000円前後 |
| 指定席 | 約5,500円前後 |
| グリーン車 | 約8,500円前後 |
東京～博多（山陽新幹線）
| 車両の種類 | 子ども料金の一例 |
| 自由席 | 約11,000円前後 |
| 指定席 | 約11,000円前後 |
| グリーン車 | 約15,000円前後 |
※“駅深 公式HP”参考
※料金は季節や割引の適用によって変動する場合があります。
※上記の金額は乗車券+特急料金の合計です。
新幹線での子ども切符の買い方
出典：PIXTA
購入場所は主に以下の3種類です。
・駅の窓口：JRの主要駅にある「みどりの窓口」で購入できます。係員に子どもの年齢と乗車区間を伝えれば適切な切符が発行可能です。
・券売機：自動券売機でも子ども料金の切符を購入可能です。切符購入時に「こども」ボタンを選択してください。
・オンライン予約：JR東日本の「えきねっと」やJR西日本の「e5489」、スマートEXなどのオンライン予約サイトからも購入可能です。パソコンやスマートフォンで簡単に手続きができます。
購入時の注意点
また、新幹線の子ども料金で切符を購入する際には、いくつかの注意点があります。以下の内容を理解してから購入をしましょう。
年齢確認が必要な場合がある
子ども料金を購入する際、場合によっては子どもの年齢を証明する書類（健康保険証や学生証）の提示を求められることがあります。事前に準備を忘れずにしておきましょう。
区間や席種の選択を間違えない
指定席と自由席では料金が異なるため、間違えないよう注意してください。とくに繁忙期は自由席が満席になる場合が多いため、指定席を予約しておくことがおすすめです。
乗り越し精算の確認
目的地を超えて乗車する場合は、降車時に追加料金を支払う必要があります。目的地までの道のりをしっかりと確認しておくことが大切です。
子連れで旅行を楽しむなら「TsugiTsugi」がおすすめ！
子連れでを旅行するなら定額宿泊サービス「TsugiTsugi」を利用することがおすすめ。全国300以上の施設に1泊単位で自由に宿泊可能で、観光からビジネスまでさまざまなシーンで利用できます。
さらに、余った泊数は翌月以降に繰り越しも可能。同伴者1名も無料で利用できるので、ぜひお得にホテルを予約してみてください。
TsugiTsugiの料金プラン
| えらべるプラン～ 余った泊数も翌月以降に繰り越し可能 ～ | まいにちプラン | |||
| 宿泊数 | 2泊/30日間※3ヶ月以上の継続利用が必要 | 5泊/30日間 | 14泊/30日間 | 30泊/30日間 |
| 宿泊可能な曜日 | 日〜木 2泊 | 日〜木 5泊 | 日〜木 10泊制限なし 4泊 | 制限なし |
| 宿泊対象施設 | 全国200施設以上から毎日選び放題 | |||
| 同伴者 | 同伴者1名無料・事前登録不要 | |||
| 利用料金 | 23,980円（税込） | 55,800円（税込） | 157,800円（税込） | 299,800円（税込） |
JR九州が提供する乗り放題周遊チケット「JR九州フリーきっぷ」が便利！
出典：スターフライヤー
【販売期間】2022年11月1日（火）～2025年3月31日（月）搭乗まで
【対象路線】羽田（東京）発 → 北九州、福岡行（下り便のみ）
九州エリアの観光は、電車移動がおすすめです。「JR 北九州フリーきっぷ」を利用すれば、北九州空港から小倉駅、博多から門司港までの区間など、乗り降り自由で九州エリアの観光を楽しめます。
フリーきっぷは、国内線『スターフライヤー』の機内販売で購入可能です。
| きっぷの種類 | 座席 | 有効期間 | おとな | こども |
| 北九州フリーきっぷ | 自由席 | 2日間 | 3,500円（税込） | 2,000円（税込） |
スターフライヤーで購入したフリーきっぷは、購入から3日以内に指定のみどりの窓口で利用開始の申し出が必要です。『北九州フリーきっぷ』の指定引換駅は『小倉駅』と『博多駅』になります。
【北九州フリーきっぷ引換駅】
※休憩時間や駅巡回時など、駅係員が不在の場合があります。
※決済方法は現金のみ、クレジットカード不可です。
新幹線の子ども料金についてよくある質問
Q. 子どもが座席を使用しない場合の料金はどうなりますか？
A. 乳幼児（0～5歳）は大人1人につき2人まで無料で乗車可能です。小児（6～11歳）は座席を使用しない場合でも、原則として料金が発生します。
Q. 子どもだけで新幹線に乗る場合の料金は？
A. 子どもが単独で新幹線を利用する場合、乳幼児であっても小児料金が必要です。
Q. 家族旅行で複数の子どもを連れている場合の料金計算方法は？
A. 乳幼児（0～5歳）は大人1人につき2人まで無料です。3人目以降は小児料金が必要になります。小児（6～11歳）は全員に小児料金が適用されます。
Q. 指定席を予約しない場合、混雑時はどうすればよいですか？
A. 自由席が満席の場合、乳幼児や小児は立席となる可能性があります。事前に指定席を予約するのがおすすめです。
Q. 新幹線を途中で降りる場合、子ども料金の切符はどうなりますか？
A. 途中下車可能な条件であれば問題ありませんが、区間外に移動する場合は精算が必要です。
新幹線の子ども料金を把握して家族旅行の計画を立てよう
出典：PIXTA
新幹線の子ども料金や切符の取り扱いは、家族旅行の費用計算において重要なポイントです。事前に正確な情報を確認し、快適な旅を楽しみましょう！