新幹線のチケット予約はいつから？発売日・購入方法・早割特典の詳細
「旅行の日程は決まったけど、新幹線のチケットっていつから取れるの？」そんな疑問を抱く方も少なくないはず。新幹線の座席指定は人気が高く、とくに繁忙期は早めの予約が安心です。本記事では、新幹線の予約開始日や購入方法、お得な早割特典などについて解説。ぜひ、参考にしてみてください。
新幹線のチケットはいつから買える？
新幹線のチケット（乗車券・特急券）は、乗車日の1カ月前の午前10時から購入できます。これは、「指定席券売開始日」と呼ばれており、JR各社で共通のルール。例えば、8月15日に新幹線を利用したい場合、そのチケットは7月15日午前10時から購入可能です。
【注意点】
| ・一部の旅行商品や団体予約、ツアー商品などは、一般の発売日より早く予約できることがあります。 ・自由席券は事前に購入可能ですが、座席が確保されるわけではないため混雑時は立つ可能性もあります。 |
事前申し込みサービスが便利
事前申し込みサービスとは、新幹線のチケット発売開始日（乗車日の1カ月前）よりも早く申し込めるサービスのこと。例えば、8月15日に新幹線に乗りたい場合、通常の発売開始日は7月15日午前10時ですが、事前申し込みサービスを利用すれば、それより前から申し込みが可能です。
申し込み内容は発売日に自動で処理され、座席が確保されればそのまま予約完了。希望が通らなかった場合も結果が通知されます。人気の時間帯や繁忙期の予約にはとくに便利。確実に新幹線を利用したい際に役立ちます。
主な対応サービス
・JR東日本「えきねっと」
| 申し込み開始日 | 乗車日の1カ月前＋7日前（同曜日）の午後14:00～ |
| 受付締め切り | 発売当日の午前9時54分まで |
| 対象路線 | 東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線など |
※”えきねっと公式HP”参照
・JR東海「EXサービス（EX予約・スマートEX）」
| 申し込み開始日 | 乗車日の1カ月前＋7日前の午前5:30～ （一部商品：乗車日1年前（前年同日）の午前5:30～） |
| 受付締め切り | 発売当日の午前7:30（変更後）または午前9時30分（現行）まで |
| 対象路線 | 東海道・山陽新幹線（東京～博多間） |
※”JR東海公式HP”参照
往復チケットの購入は注意が必要
往復で新幹線を利用する場合、行きと帰りの乗車日が異なると同日に予約できない場合があります。帰りの乗車日がまだ発売開始前、または事前申し込み受付期間外なら注意が必要。
【例：予約日が7月1日午前10時以降】
・（行き）7月1日～8月1日までの乗車分：発売開始済みなので予約可能
・（帰り）8月2日～8月8日までの乗車分：発売開始前ですが、事前申し込み受付期間なので予約可能
・（帰り）8月9日以降の乗車分：受付開始前なので予約不可
事前に乗車日を確認し、予約受付期間に入っているかチェックしておくことをおすすめします。
例外が適用されるケースもある
新幹線のチケットは、通常乗車日の1カ月前の午前10時から発売されますが、例外ルールも存在するため油断は禁物。
1年のうち、30日や28日で終わる月もあります。その場合、翌月31日の乗車分は前月に同じ日が存在しないため、翌月の1日が発売日となります。また、混雑が見込まれる大型連休や繁忙期には、JRが臨時列車を設定したり、特別な予約ルールを設けることも。旅行や出張などの際は、早めに情報収集しておくのが賢明です。
新幹線のチケットの買い方
出典：photoAC
新幹線に乗るには、主に「乗車券」と「特急券」の2種類のチケットが必要。具体的な買い方を説明します。
駅窓口で購入（みどりの窓口）
全国のJRの駅にある「みどりの窓口」で、係員に行き先・日時・座席の種類を伝えて購入できます。不明点があれば、その場で直接相談できるのが利点。ただし、時期によっては混雑している場合もあるので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
券売機で購入（指定席券売機）
駅にある自動券売機を利用することも可能。窓口に並ばずにスムーズに購入できるのがうれしいポイントです。なかには、クレジットカードやICカードが使える機種も。万が一操作に不安がある場合は、駅員に相談しましょう。
ネットで購入
「えきねっと」や「EX予約・スマートEX」などのネット予約もおすすめ。並ばずにチケットを手配でき、会員限定の割引やポイントサービスを受けられることもあります。とくに繁忙期は、発売開始と同日に満席になることもあるため、このようなサービスを活用するのが便利。
新幹線のチケット予約で失敗しないためのポイント
出典：photoAC
新幹線のチケットは人気が高く、とくに連休や繁忙期は早く売り切れてしまうケースも。スムーズに予約して快適に移動するために、以下4つのポイントを押さえておきましょう。
1. 発売当日の午前中に予約するのがベスト
新幹線の指定席のチケットは、乗車日の1カ月前の午前10時から一斉に発売されます。人気の列車や時間帯は、発売開始後すぐに満席になることもあるため、できれば発売当日の午前中に予約、可能なら午前10時ちょうどに予約を進めておくと安心。
2. 長期休暇・連休には事前申し込みサービスを活用
ゴールデンウイーク・お盆・年末年始などは、新幹線の予約がすぐに埋まることもあります。そんなときは、ネット予約の事前申し込みサービスが便利。発売日よりも前に希望を登録でき、落選時もメールで通知してくれるため、その後の対応もとりやすいです。混雑期ほど早めの準備がベター。
3. コストを抑えたいなら早割やネット限定割引をチェック
新幹線にもお得な割引があります。「えきねっとトクだ値（JR東日本）」「EX早特（JR東海・JR西日本）」「スマートEXの早特商品」など、条件付きで通常よりも数千円安くなることも。早めに予定が決まっているなら、積極的に活用しましょう。
4. 混雑を避けるならピークタイムを外す
長期休暇や大型連休に新幹線を使う予定があるなら、混雑のピークタイムを避けた予約がおすすめ。連休の前日（休みの前の平日）や連休の中日、最終日の翌日や日程をずらした平日は比較的席が取りやすく、車内も快適です。ストレスの少ない移動のためにも、計画的に動くことが大切。
予約が必須の新幹線
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新幹線には、必ず事前に座席予約が必要な列車があります。これらは全車指定席や座席指定制のため、乗車前の予約が必須。旅行計画と同時に予約の準備を進めましょう。
【主な予約必須の新幹線】
| 路線名 | 対象列車 | 特徴 |
| 東北・北海道新幹線 | はやぶさ・はやて | 全車指定席、自由席なし |
| 秋田新幹線 | こまち | 全車指定席、立席も事前指定制 |
| 北陸新幹線 | かがやき | 全車指定席、自由席なし |
| 山形新幹線 | つばさ（繁忙期の一部列車） | 一部列車で全車指定になることあり |
新幹線の座席の違い
出典：photoAC
新幹線の座席にはいくつかの種類があります。それぞれ快適性・料金・サービス内容などが異なるため、目的や予算に合わせて選ぶのがベスト。
1. 自由席
自由席は、指定なしで空いている席に座れます。指定席よりも料金が少し安くなるのが魅力。ただし、列車や車両によっては満席になりやすく、立っていないといけない場合もあります。短距離利用や費用を抑えたい方におすすめ。
2. 指定席
指定席は、事前に座席が指定されているので必ず座れます。自由席よりも数百円程度料金は高くなりますが、繁忙期でも安心して乗車できるのが美点。荷物が多い方や確実に座りたい方、家族旅行などに好適です。
3. グリーン車
グリーン車は、静かで落ち着いた空間のなかで過ごせるのが魅力。普通車よりも広い座席で快適に過ごすことができます。指定席よりも数千円程度の追加料金が必要ですが、足元のスペースもゆったりとしており、長期移動には最適。
4. グランクラス（一部路線限定）
グランクラスは、JR東日本の一部の新幹線に設けられている特別車両。広々とした座席や上質なシート、グランクラスアテンダント、朝食・ドリンクサービス（一部列車による）などの充実したサービスが魅力的。グリーン車よりもさらに高価格にはなりますが、快適性を重視する方や特別な旅行を叶えたい方にイチオシです。
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新幹線のチケット予約に関する質問
Q. 新幹線の予約は何日前が安い？
A. 新幹線のチケットは、早めに予約するほど安くなる傾向にあります。
新幹線のチケットは、早ければ早いほどお得。「早割」や「トクだ値」などの割引商品を活用することで、数百円～数千円安くなることもあります。なお、安くなる目安は、14日前・21日前・1カ月前までの予約。ただし、これらはネット予約限定の場合が多いため、早めにチェックしておきましょう。
Q. 新幹線のチケット予約、1カ月前なら半額って本当？
A. 一部の列車・条件に限っては本当です。
新幹線のチケットは1カ月前の予約で半額になることもあります。ただし、誰でも・どの列車でもというわけではありません。主に、JR各社が提供している早割の特別商品が適用。早割の対処便や区間は時期によって異なるため、各社の公式HPで条件をよく確認しましょう。
Q. 新幹線のチケットは2カ月前からでも予約できる？
A. 2カ月前から申し込みは可能ですが、購入は1カ月前からとなります。
新幹線のチケットは、通常乗車日の1カ月前の午前10時から発売されます。ただし、ネット予約サービスを利用すれば、2カ月前から事前申し込みという形で予約の準備をすることが可能。2カ月前の時点で座席を確定することはできませんが、発売と同時に予約処理が行われるため、混雑期や人気の列車の座席を確保しやすくなります。早めに予定が決まっているなら、このようなサービスを活用するのも一案。
新幹線のチケットを快適・お得に手配しよう！
出典：photoAC
新幹線のチケットは、基本的に乗車日の1カ月前から発売されますが、一部のネット予約サービスではさらに早い段階から事前申し込みが可能です。また、早めの予約で利用できる「早割」や「トクだ値」などの割引商品を活用すると、通常より安く購入できることもできます。
旅行や出張の予定が決まったら早めに情報をチェックして、賢く予約するのがおすすめ。快適でお得な新幹線の旅を満喫しましょう！