飛行機チケットの取り方ガイド!おすすめの買い方とお得な情報も紹介
航空券の購入方法は、ネット予約やコンビニ、旅行代理店、電話予約など、さまざまな取り方があります。本記事では、初心者に向けて飛行機チケットの取り方を分かりやすく解説。また、九州旅行を検討してる人にお得な「JR九州フリーきっぷ」や国内線の利用におすすめの「スターフライヤー」も紹介します。
航空券を買う前に決めること
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飛行機のチケットを買う前に、以下の項目について決めておきましょう。
・旅行の日時
・出発到着の時間帯
・航空会社
・変更条件
飛行機チケットの基本的な取り方
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まずは、飛行機チケットの基本的な取り方について解説します。
オンライン予約の手順
オンライン予約は、インターネット環境があればスマホやパソコンで、24時間いつでもどこでも航空券が購入できるので便利です。
オンライン予約でのチケットの取り方は、主に航空会社の公式サイト、旅行会社の公式サイト、航空券の比較予約サイトから購入する3つの方法があります。
オンライン予約の手順は、以下のとおりです。
1.出発日時、出発地、目的地を選択する
2.希望する航空券を申し込む
3.搭乗者の情報入力
4.入力内容の確認
できるだけ安く飛行機のチケットを購入したい人は、LCC(格安航空会社)の航空券を予約する方法か、航空券の比較予約サイトで購入するのがおすすめです。
LCCの航空券は、無料サービスの廃止や有料化、機内設備を簡素化することによって、通常よりも低価格の運賃で利用できます。比較予約サイトは、旅行会社や航空会社が販売しているチケットの値段を比較でき、安い料金のチケットを簡単に探せるので便利です。
旅行代理店での購入方法
2つ目の方法は『JTB』や『日本旅行』といった旅行代理店で購入する方法です。一部の旅行代理店は街の商店街やショッピングモールに店舗があり、対面でチケットを購入できます。
旅行の日程、行きたい場所、サービスなどを店舗スタッフと相談しながら決めることができ、ホテルやレンタカーの予約も合わせて行えるのがメリット。航空券の手配も行ってくれるうえ、スタッフと確認しながら予約できるため、オンライン予約の操作に不安がある方におすすめです。
ただし、旅行代理店の営業時間内に出向く必要があり、待ち時間が発生する場合があります。
電話予約の流れ
旅行代理店に出向くのが難しい方は、航空会社や旅行会社に電話してチケットを取る方法がおすすめ。オペレーターに利用したい日時や時間帯、人数などを伝えると、条件にあった航空券や運賃を教えてくれます。
ただし、コールセンターの対応時間が限られており、通話料の負担や、電話予約の手数料がかかる会社もあるため利用条件についても確認しておきましょう。
飛行機チケットの支払い方法
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飛行機のチケットの支払い方法は、主に以下の3つの方法があります。
・銀行振込
・クレジットカード決済
・コンビニ決済
・ポイント支払い
・キャリア決済
・QR決済
一般航空会社は、銀行振込、クレジットカード、コンビニ決済、ポイント決済が主な支払い方法です。LCCは、上記の支払い方法のほかに、キャリア決済やQR決済を行っている場合があります。
旅行代理店については、クレジットカードでの支払い方法が一般的。会社によっては銀行振込やコンビニ決済などにも対応している場合があるので、予約前に確認しておきましょう。
初めて航空券を買う人が押さえるポイント
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初めて航空券を購入する人は「座席指定はいつできるの?」「予約変更はできる?」といった疑問も多いでしょう。ここからは、初めて航空券を購入する人が押さえるポイントについて解説します。
座席指定のタイミング
航空券の座席指定のタイミングは、航空会社や座席の種類によって異なります。予約時に座席指定が可能なところや、搭乗日3日前以降に座席指定ができるものなど、タイミングが異なるので、チケット購入時に必ず座席指定についてチェックしておきましょう。
LCC(格安航空会社)のデメリット
LCCは、無料サービスの廃止や有料化、機内設備の簡素化などをすることによって通常の料金よりも価格を抑えて運航している航空会社です。各サービスの手数料の発生、カウンターが少ないといった下記のデメリットがあるので、押さえておきましょう。
・預け入れの荷物が有料
・機内食、飲み物、毛布などの機内サービスが有料
・遅延が多い
・フライトキャンセルが多い
・座席指定が有料
・カウンターが少ない
JR九州が提供する乗り放題周遊チケット「JR九州フリーきっぷ」が便利!
【販売期間】2022年11月1日(火)~2025年3月31日(月)搭乗まで
【対象路線】羽田(東京)発 → 北九州、福岡行(下り便のみ)
九州エリアの観光は、電車移動がおすすめです。「JR 北九州フリーきっぷ」を利用すれば、北九州空港から小倉駅、博多から門司港までの区間など、乗り降り自由で九州エリアの観光を楽しめます。
フリーきっぷは、国内線『スターフライヤー』の機内販売で購入可能です。
きっぷの種類 | 座席 | 有効期間 | おとな | こども |
北九州フリーきっぷ | 自由席 | 2日間 | 3,500円(税込) | 2,000円(税込) |
スターフライヤーで購入したフリーきっぷは、購入から3日以内に指定のみどりの窓口で利用開始の申し出が必要です。北九州フリーきっぷの指定引換駅は『小倉駅』と『博多駅』になります。
【北九州フリーきっぷ引換駅】
引換駅 | 営業時間 |
JR九州 小倉駅 | 7:00~21:00 |
JR九州 博多駅 | 7:00~22:00 |
※休憩時間や駅巡回時など、駅係員が不在の場合があります。
※決済方法は現金のみ、クレジットカード不可です。
冬休みと年末年始は『スターフライヤー』で冬旅を楽しもう
冬休み、年末年始は『スターフライヤー』のそら旅運賃(※1)でお得に冬旅を楽しむのがおすすめ。搭乗日の21日前~75日前(※2)までの予約、購入でお得なそら旅運賃で搭乗が可能です。
スターフライヤーは「プライベートオフィスのように快適に」「ホテルのラウンジのような寛ぎ」をコンセプトにしており、ゆったりと過ごせるシートが魅力。ゆとりある座席間隔、ヘッドレストやフットレストなどにもこだわっており、フライト中も快適に過ごせます。
旅行の計画を立てる際は、ぜひスターフライヤーの早期割引を活用してみてください!
対象者 | 搭乗日の21日前~75日前(※2)までに予約、購入した方 |
対象 | 航空券がそら旅運賃(早期割引価格)で搭乗可能 |
金額 | 8,200円(税込)~※詳細は公式サイトをご確認ください |
備考 | ※2024年11月時点の情報です。内容は予告なく変更終了する可能性があります。詳しくはHPをご確認ください。※予約変更不可です。※航空運賃に加えて、別途「国内線旅客施設使用料」が必要です。※販売座席数には制限があります。※運賃額等は、予告なしに変更する場合があります。※対象搭乗日は路線によって異なります。※空席状況により、対象外の便もあります。 |
※1:「そら旅運賃」とはスターフライヤーの早期割引のことです。
※2:“スターフライヤー 公式HP”参照
チケット購入後の準備と空港での流れ
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飛行機のチケットの予約と料金の支払い、座席指定が完了すれば手続きは終了です。ここからは、チケット購入後の準備と空港での流れについて解説します。主な流れは、以下のとおりです。
1.チェックイン
2.荷物の預け入れ
3.保安検査
4.出国審査
5.搭乗
1.チェックイン
出発当日は、搭乗手続き(チェックイン)を行う必要があります。チェックインとは、航空会社が搭乗券を発券する手続きのことで、この搭乗券がなければ保安検査場を通過できません。
多くの航空会社では、Webの事前チェックインサービスを提供しており、事前にオンライン上で搭乗手続きを済ませられます。
空港でチェックインする場合には、予約した航空会社のカウンターまたは自動チェックイン機で手続きを行います。搭乗手続きには「クレジットカード」「確認番号と予約番号」「eチケットお客様控え」のいずれかが必要です。
また、航空会社によってチェックインの受付時間が設けられているため注意しましょう。
2.荷物の預け入れ
チェックインを済ませたら、出発前に直接手荷物カウンターで荷物を預けます。預け入れの際には、搭乗券の提出が必要になるので準備しておきましょう。
3.保安検査
保安検査場では、機内に持ち込む荷物や、搭乗者の服や手荷物などに危険物がないかどうかのチェックが行われます。飛行機にはナイフやカッターなど持ち込めないものもあるため、前日までに機内に持ち込めないものについて確認しておくとスムーズです。
4.出国審査
国内線の場合は、そのまま搭乗ゲートに進みますが、国際線の場合は出国審査が必要になります。
5.搭乗
搭乗ロビーに着いたら、搭乗券に記載された搭乗番号の搭乗口に向かいます。搭乗ロビーには、免税店や飲食店などがあり、時間に余裕がある際もゆったりと過ごせる場所です。
航空会社によって搭乗口まで距離がある場合があるので、時間に余裕を持って行動しましょう。搭乗開始時刻は、一般的に出発時刻の20分前頃になり、搭乗時間になるとアナウンスが入ります。
飛行機チケットを安く購入するコツ
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「希望している旅行先の航空券が高すぎる……」「できるだけ安く購入したい」と悩む人も多いはず。ここからは、飛行機チケットを安く購入するコツを紹介します。
LCCで購入する
飛行機のチケットは、LCC(格安航空会社)で購入すると一般航空会社よりも安く購入できます。LCCは、無料サービスの廃止や有料化、機内設備の簡素化などをすることによって通常の料金よりも価格を抑えて運航している航空会社です。
ただし、予約の変更ができなかったり、座席の預け入れに追加料金がかかったりなどのデメリットもあるので注意しましょう。
早割の特別運賃を利用する
多くの航空会社では、航空券を早期に予約、購入することで割引が受けられます。通常価格で購入する場合と75日前の早割適用価格と比べると2倍以上の差が出ることもあるので、予定が決まり次第なるべく早く予約するのがおすすめ。
例えば、JALの場合は28日前の早期割引の「スペシャルセイバー(※1)」や、ANAの75日前までの早期割引「ANA SUPER VALUE 75」などがあります。
※1:“JAL 公式HP”参照
※2:“ANA 公式HP”参照
安くなる月や曜日を狙う
航空券は年末年始やGW、夏休みなどの繁忙期を避けたオフシーズンを狙うことで、安く購入できる場合があります。年間を通して比較的航空券が安い時期は、以下の通りです。
・正月明け~2月にかけて
・4月
・GW明けから6月
・9月下旬から10月
また、航空券は利用者が少ない火~木曜日の平日の便が安い傾向にあります。月曜はビジネス利用、金曜は土日と合わせて旅行に出掛ける人が多いため、それ以外の曜日を狙うのがおすすめです。
ピーク時間を避けて安い時間帯を狙う
早朝や深夜にかけての飛行機のチケットは、利用者が少ないため安い価格で購入できる傾向にあります。午前中や夕方の時間帯は、ビジネスや旅行者の利用者が多く、料金が高くなっていることが多いので、空いている時間帯の料金と比較してみましょう。
飛行機チケットの取り方を理解して旅行を満喫しよう!
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飛行機のチケットの取り方は、オンライン予約、旅行代理店での購入、電話予約の3つの方法があります。オンライン予約は忙しい人でもスマホ1つでサッと予約ができ、旅行代理店や電話予約は相談しながらチケットの予約ができるのがメリットです。
飛行機が初めての人や久々に飛行機に乗る人は、チケット購入後のチェックインや空港内での流れについても不安な面も多いでしょう。ぜひ本記事の情報を参考に、旅行の準備を行ってみてください!