飛行機にモバイルバッテリーは持ち込みOK？ルールや気をつけるべきポイントを解説

2025.11.07 トピック

飛行機にモバイルバッテリーは持ち込み可能ですが、国内線と国際線では制限が異なります。本記事では、モバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際のルールや注意点を詳しく解説。これから旅行や出張でフライトの予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

飛行機にモバイルバッテリーは持ち込みOK？

モバイルバッテリーは飛行機への持ち込みが可能です。ただし、以下の点を押さえましょう。

モバイルバッテリーに関するルールは航空会社によって異なる場合があり、国内線と国際線でも制限内容に差が出ることも。搭乗前には、利用する航空会社の最新の規定を確認しましょう。特に海外旅行の際は、乗り継ぎ便や現地空港の独自ルールもチェックするのがおすすめです。

モバイルバッテリーは飛行機への持ち込みが可能ですが、預け荷物としてではなく、必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は発熱・発火しやすいため、預け入れ荷物に入れることはできません。

日本国内でモバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際には、以下のルールを守る必要があります。

モバイルバッテリーは容量によって機内への持ち込み可否が分かれます。原則として、160Wh（ワットアワー）以下であれば問題なく持ち込み可能です。

多くのスマートフォン用モバイルバッテリーは100Wh未満なので大きな心配は要りませんが、大容量モデルを使っている場合は、製品に記載された容量を事前に確認しましょう。

機内でのモバイルバッテリーの使用は、特に制限されていません。機内モードにしたスマートフォンやタブレットを充電することも可能です。ただし、使用の際は常に状態が確認できる場所で行う必要があります。

持ち込んだバッテリーは収納棚や荷物置き場ではなく、自分の座席付近で適切に保管する必要があります。これは、万が一の発火リスクを考慮して、すぐに対応できるようにするためです。

機内への持ち込みが許可されているとはいえ、モバイルバッテリーは発火などのリスクを伴う精密機器。適切にフライトを楽しむためにも、以下のポイントを意識して準備しましょう。

機内へモバイルバッテリーを持ち込む際は、認知度の高いメーカーやPSEマークが付いている製品を選ぶことをおすすめします。

ノーブランドや極端に安価な製品は、安全基準を満たしていない可能性があり、場合によっては航空会社から持ち込みを断られてしまうことも。発火や膨張といったリスクを防ぐためにも、品質の確かな製品を使うことが大切です。

手荷物検査の際に、モバイルバッテリーの容量を確認される場合があります。Wh（ワットアワー）表記がない製品もありますが、一般的にバッテリー本体に記載されているものがほとんど。記載がない場合は、mAh（ミリアンペアアワー）と電圧（V）から計算してみましょう。

経年劣化したモバイルバッテリーは充電効率が下がるだけでなく、発熱・発火のリスクも高まります。使用期間が長いものや、膨張・変形などの異常が見られるバッテリーは、機内には持ち込まず、新しいものに買い替えることをおすすめします。

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