【温泉ソムリエ監修】日本のおすすめ温泉街15選｜人気の名湯から穴場まで紹介
日本全国には、歴史ある温泉街から自然に囲まれた秘湯まで、個性豊かな温泉がたくさんあります。本記事では、全国でも特におすすめの温泉地をピックアップしてご紹介。肌に嬉しい泉質や雪見露天、街歩きが楽しい温泉地まで、次の旅先選びに役立つ情報をまとめました。
全国で人気のおすすめ温泉街15選
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ここからは、エリアごとの特色もふまえて温泉街を紹介します。アクセスしやすい有名温泉から、足を運びたい特別な温泉地まで幅広くピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
【北海道】登別温泉｜9種類の泉質が楽しめる“温泉のテーマパーク”
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北海道を代表する名湯・登別温泉は、豊かな泉質で知られる温泉地です。硫黄泉・酸性泉・鉄泉・塩化物泉など、異なる効能をもつお湯が一か所で楽しめることから「温泉のテーマパーク」と呼ばれることも。
また、温泉街のすぐそばにある「地獄谷」も必見です。火山の噴気が立ちのぼり、白い岩肌から湯気がもくもくと上がるダイナミックな光景は迫力ばっちり。北海道らしい絶景と、体の芯から温まるお湯を同時に体験できるのが魅力です。
【秋田県】乳頭温泉郷｜秘湯ムード満点の雪見露天が魅力
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秋田県・田沢湖エリアに点在する「乳頭温泉郷」は、山深い自然の中に複数の温泉宿が点在する秘湯エリア。茅葺き屋根の湯治宿や、渓流沿いの露天風呂など、昔ながらの温泉をそのまま残したような雰囲気が魅力です。
特に有名なのが、雪が積もる冬の露天風呂。白い湯けむりと真っ白な雪景色に包まれながら浸かるお湯は思い出に残ること間違いなし。お湯はやわらかく肌あたりがよいものから、白濁したにごり湯まで宿ごとに異なり、湯めぐりをすると泉質の違いも楽しめます。
【栃木県】鬼怒川温泉｜渓谷を望む癒しのリゾートエリア
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鬼怒川温泉は、東京方面からのアクセスが良い関東有数の温泉リゾート。鬼怒川渓谷沿いには大型旅館やホテルが立ち並び、客室や露天風呂から渓谷美を楽しめます。
周辺観光も充実しており、日光東照宮や東武ワールドスクウェア、日光江戸村など、ファミリーやグループでも楽しめるスポットが豊富。移動しやすく、観光と温泉をセットで満喫できる便利なエリアです。
【群馬県】草津温泉｜日本を代表する強酸性の名湯
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草津温泉は関東からのアクセスが良く、日本を代表する名湯のひとつ。強い酸性の泉質は殺菌力が高いとされており、すっきりとした入り心地と入浴後のさっぱり感が特徴です。
草津といえば、温泉がこんこんと湧き出す「湯畑」が有名。湯けむりが立ちのぼる様子は迫力があり、草津温泉のシンボルになっています。夜はライトアップされて幻想的な雰囲気に。街歩きも楽しく、温泉まんじゅう、揚げたてコロッケなどの食べ歩きも人気です。
【群馬県】伊香保温泉｜石段街が象徴する歴史ある温泉街
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伊香保温泉は、情緒ある「石段街」が有名な温泉地。365段の石段の両側には、旅館や土産店、射的や温泉まんじゅうの店などがずらりと並び、昔ながらの温泉街らしい賑わいを楽しめます。
お湯は、鉄分を多く含んだ茶褐色の「黄金の湯」、透明でやわらかな肌あたりの「白銀の湯」の2種類が有名。温泉街としての風情と、観光しやすさのバランスが良いので、初めての温泉旅行にもおすすめです。
【神奈川県】箱根温泉｜首都圏から近い癒しのリゾート地
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箱根エリアは、首都圏から電車・バスで気軽に行ける人気の温泉リゾート。箱根湯本、強羅、仙石原などエリアごとの特色があり、泉質も宿の雰囲気も幅広いのが特徴です。
芦ノ湖やロープウェイからの景色を楽しんだり、美術館をめぐったりと、温泉だけでなく観光の自由度が高いことも箱根の魅力。カップルの記念旅行から家族旅行まで、旅の目的に合わせてプランを組みやすい温泉地です。
【静岡県】熱海温泉｜海を見ながらくつろげる温泉リゾート
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熱海温泉は、海沿いの開放感と温泉街らしい活気をどちらも味わえる温泉地。海を望む露天風呂やオーシャンビューの客室を備えた宿も多く、朝夕の海の景色とともにゆったり過ごせます。首都圏からのアクセスが良く、週末の小旅行にも人気です。
温泉街には昔ながらの商店街や海鮮食堂が並び、干物や温泉まんじゅうなどのローカルグルメも有名です。
【岐阜県】下呂温泉｜“美人の湯”として名高い名泉
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下呂温泉は、岐阜県下呂市にある有名な温泉地。やわらかくとろりとした泉質が人気で「美人の湯」としても知られています。全身がなめらかにうるおうような湯ざわりが魅力です。
温泉街は徒歩で散策しやすく、飛騨牛グルメや温泉たまごなど、食べ歩きも豊富。飛騨地方らしいのどかな景色も楽しめるので、都会の喧騒から離れてリラックスしたいときの旅にぴったりです。
【和歌山県】白浜温泉｜海岸線の絶景と開放感あふれる湯浴み
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白浜温泉は、海沿いに滞在できるリゾート型の温泉地。太平洋を望む露天風呂や、波の音を聞きながら浸かれる露天風呂など、ロケーションばっちりなエリアです。真っ白な砂浜「白良浜」や美しい夕日で知られる「円月島」、岩場の絶景「千畳敷」など、観光スポットも近く、温泉だけでなく自然の観光スポットも充実しています。
歴史も古く、日本書紀に登場（※）したほど由緒ある名湯であるとされる白浜温泉。南紀エリアの海の幸も豊富で、海鮮グルメを楽しめるのも魅力です。
※“和歌山県 公式観光サイト” 参照
【兵庫県】有馬温泉｜金泉と銀泉、二つの湯が楽しめる歴史の名湯
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有馬温泉は、日本最古級ともいわれる歴史ある温泉地。濃い茶褐色の「金泉」と、さらりと透明な「銀泉」という2種類の泉質を楽しめるのが特徴です。金泉は鉄分・塩分を多く含み、体を芯から温めてくれる濃厚なお湯。銀泉はやさしい肌あたりで、長く浸かっていられる気持ちよさがあります。
石畳の坂道に茶屋や土産店が並ぶ街歩きも魅力。炭酸せんべいや神戸牛コロッケなど、手軽に食べられるローカルグルメも豊富です。
関西圏からアクセスがよく、日帰り・1泊どちらの旅にも使いやすい温泉街です。
【兵庫県】城崎温泉｜浴衣で歩ける“外湯めぐりの街”
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城崎温泉は、浴衣と下駄でそぞろ歩きしながら「外湯めぐり」を楽しめることで有名な温泉街。柳が揺れる川沿いの通りや木造旅館のたたずまいは、どこを切り取っても風情ばっちり。7つある外湯はそれぞれ個性があり、洞窟風呂風の湯や、庭園を眺めながら浸かれる湯など、気分に合わせて楽しめます。
夜になると温泉街に灯りがともり、歩くだけでも絵になる雰囲気に。冬は松葉ガニ、ほかの季節は但馬牛や地元の新鮮な魚介など、食の満足度も高いエリアです。
【愛媛県】道後温泉｜日本最古の温泉といわれる文化的温泉街
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愛媛県にある道後温泉は、全国でも名高い温泉エリア。特に象徴的なのが「道後温泉本館」で、昔ながらの公衆浴場スタイルで入浴できます。
温泉街はコンパクトで歩きやすく、浴衣でそぞろ歩きする観光客の姿も多く見られます。愛媛らしい柑橘系スイーツやみかんジュースなど、食べ歩きも充実。文学や歴史の香りが残る街並みと、気軽に立ち寄れる温泉文化が同時に楽しめるエリアです。
【佐賀県】嬉野温泉｜とろみのある湯で“日本三大美肌の湯”
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嬉野温泉（うれしのおんせん）は、九州を代表する“美肌の湯”として知られる温泉地。ぬるっとしたとろみのある湯ざわりが特徴で、入浴後は肌がつるんとなめらかになるといわれています。
温泉はもちろん、名物の「温泉湯どうふ」も見逃せません。温泉水で豆腐を煮ることで、驚くほどとろとろの食感に変わる地元グルメで、嬉野ならではの名物料理。宿泊して食・湯の両方をじっくり楽しむのがおすすめです。
【大分県】別府温泉｜湯けむりと地獄めぐりで知られる九州の温泉
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至るところから湯けむりが立ちのぼる別府温泉は、迫力満点の温泉地。
別府の定番といえば「地獄めぐり」が有名です。色の異なる熱泉が湧き出る地熱エリアを観光しながら、温泉地のエネルギーを間近に感じられるはず。
砂むし風呂や地熱を利用した蒸し料理など、体験メニューも豊富。ファミリー旅行、友人グループなど、どんな旅行スタイルでも行きやすい温泉地です。
【鹿児島県】指宿温泉｜世界でも珍しい砂むし風呂が人気
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鹿児島・指宿（いぶすき）温泉は、海辺の砂浜で体を砂で包み込む「砂むし風呂」が名物。温かい砂の重みと遠赤外線効果で、体の芯からじんわり温まる感覚がクセになると評判です。
南国らしい穏やかな気候も魅力で、冬でも比較的あたたかく過ごしやすいのが特徴。開聞岳や池田湖など、自然とあわせて楽しめる観光スポットも多く、「温泉＋南国の景色」を同時に味わえるエリアです。
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日本の温泉地に関するよくある質問
最後に、日本の温泉地に関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
- Q. 日本の3大温泉とは？
- Q. 日本でおすすめの温泉旅館は？
Q. 日本の3大温泉とは？
「日本三名泉」としてよく挙げられているのは、群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉、兵庫県の有馬温泉の3つです。
Q. 日本でおすすめの温泉旅館は？
どの温泉地にも魅力的な旅館がありますが、探し方のコツは「どんな過ごし方をしたいか」を決めること。たとえば、カップルや記念日旅行なら、客室に専用露天風呂がある宿や、部屋食でゆっくりできる宿が人気。ファミリー旅行なら、大浴場が広くて子ども連れでも使いやすい宿や、観光施設へのアクセスが良い宿を選ぶと動きやすくなります。
日本には人気の温泉がたくさん！自分好みの名湯を見つけよう
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本記事では、日本で人気の温泉地を紹介しました。登別から指宿まで、日本各地の温泉にはそれぞれの個性と魅力があります。観光やグルメと組み合わせて、癒しの温泉旅を楽しんでください。きっとお気に入りの温泉地が見つかるはずです。