
株式会社L&EGroup
営業コンサルティング部 松崎文香 様
業務推進部経理担当 菅野菜穂 様

株式会社L&E Groupは、成果報酬型のWebマーケティング支援を主軸とし、SNS広告やリスティング広告などの運用を通じて、クライアントの集客・成果最大化を支援している企業です。広告の提案から実行、改善提案までを一貫して行い、「自社サービスのように伴走する支援」を強みとしています。
こうした高い成果を支えるためには、社員が柔軟かつ効率的に働ける環境づくりも欠かせません。本記事では、「ツギツギ」導入の決め手から、出張者・経理それぞれの視点で感じた具体的な効果について、営業コンサルティング部の松崎文香様と、業務推進部で経理を担当されている菅野菜穂様にお伺いしました。
◤BEFORE
- ウィークリーマンションは初期費用や契約の縛りがあり、他の宿泊サービスは安全性や利便性に不安があった
- 経理担当者は、個別の領収書の確認や申請漏れへの対応など、煩雑な精算業務に負担を感じていた
- 出張者本人は、出張のたびに発生する大量の領収書の管理と、一枚ずつ申請する作業を手間に感じていた
◤After
- コスト、立地、安全性を満たすホテルに、初期費用不要かつ柔軟な契約で宿泊できるようになった
- 毎月定額の請求書1枚で経理作業が完了し、出張関連の精算業務が約2分の1に削減された
- 宿泊費に関する経費精算が一切不要になり、申請業務の時間が大幅に短縮され、本来の業務に集中できるようになった
ツギツギ導入の決め手は、コスト、立地、そして柔軟性!

‐「ツギツギ」を検討された経緯をお聞かせください。
松崎様:私が大阪に引っ越すことになったことがきっかけです。当初はフルリモート勤務も検討しましたが、対面でのコミュニケーションや後輩メンバーの育成などを踏まえると、完全リモートでは難しいと感じました。そこで上司とも相談したうえで、週2日の出社を基本としたハイブリッド勤務をすることになったのです。
‐ツギツギ以外にも比較検討はされたのでしょうか?
松崎様:ツギツギ以外にも、ウィークリーマンションを検討しました。しかし、ウィークリーマンションは初期費用や契約の縛りがあり、生活に合わなかった場合のリスクが高いと感じました。
また、ツギツギと近いサービスもあったのですが、宿泊施設が駅から遠かったり、水回りが共用だったりと、安全面や利便性で不安があり、女性一人では利用しづらい印象でした。その点ツギツギは、コストパフォーマンスが高い上に、ホテルの安心感もあり、大きな魅力として映りました。
‐最終的にツギツギを導入する決め手となったのはどのような点でしょうか。
松崎様:一番の決め手はコストと立地です。都内のホテルに1万円前後で宿泊できるのは、従来の予約手段と比べても非常に魅力的でした。また、初期費用が不要で、利用頻度や予定変更に合わせて柔軟に契約を調整できる点も大きなメリットに感じました。
複数のサービスを検討しましたが、コスト削減・立地の利便性・安全性を総合的に満たす選択肢としてツギツギが最適だと判断しました。
菅野様:経理の観点でもツギツギはメリットに感じました。定額制で利用できて運用ルールも明確なため、従業員側の予約もスムーズに進みますし、事前の承認や個別の精算処理といった煩雑な手続きを大幅に削減できると判断しました。
出張者も実感!面倒な領収書の管理と精算業務からの解放
‐ツギツギをどのように利用されていますか?
松崎様:ツギツギは2ヶ月前に予約枠が解放される仕組みなので、そのタイミングで出社日分の宿泊をまとめて確保するようにしています。もし出社日が変更になっても、3日前までであればキャンセルや日程変更が可能なので、スケジュールの調整に柔軟に対応できるのが便利です。
また、ツギツギは特定のホテルに縛られることなく、その時々の予定に合わせて宿泊施設を柔軟に変更できるのが大きなメリットだと感じています。例えば、お客様との会食の予定が3日前までに分かれば、一度渋谷で予約していたホテルをキャンセルし、会食の解散場所に最も近いホテルに変更するといった活用もしています。これにより、会食後もスムーズに移動でき、時間を有効に使えるようになりました。
‐利用開始にあたり、操作面で戸惑うことはありませんでしたか。
松崎様:特に問題はありませんでした。アカウントの登録や宿泊予約の操作は、いただいたマニュアルを見ながらスムーズに進めることができました。操作画面もわかりやすく、初めての利用でも迷うことはなかったです。
‐経理面で業務効率などがなされたということはありましたか?
菅野様:経理の作業工数は間違いなく削減されました。従来は、出張者から提出される個別の領収書を一件ずつ確認し、金額の妥当性をチェックする作業が発生していました。特に大変だったのが、月をまたいで「先月の出張費の申請を忘れていました」といったケースで、その度に手戻りが発生し、精神的な負担も大きかったです。
ツギツギを導入してからは、毎月定額の請求書が1枚届くだけで経理作業が完了します。個別の申請内容を確認したり、申請漏れを心配したりする必要がなくなり、安心して業務を進められるようになりました。
–出張されるご自身の精算業務も楽になりましたか?
松崎様:はい、非常に楽になりました。以前は出張のたびに、航空券や宿泊費、手土産代といった大量の領収書を管理し、一枚ずつ申請する作業が手間に感じていました。ツギツギを利用するようになってからは、少なくとも宿泊費に関する経費精算が一切不要になったため、申請業務にかかる時間が大幅に短縮されています。
–他にも「ツギツギ」を利用して便利だと感じる点はありますか?
松崎様:ラウンジで使えるツギツギ宿泊者特典のワンドリンクチケットがもらえるのは、個人的に嬉しい特典のひとつです。朝にコーヒーを飲んで気持ちを整える時間が取れるだけでも、1日のスタートがかなり快適になります。
また、利用するホテルにはコインランドリーが設置されていることが多く、長期滞在でも荷物を最小限に抑えられる点も助かっています。ホテルによっては、スマートフォンアプリで洗濯の終了時間を確認できる機能もあり、時間を有効活用できるだけでなく、女性の利用者にとっても安心感があると思います。こうした細やかな設備や仕組みも、継続して利用したくなる理由の一つです。
営業と経理、双方にメリット!ツギツギがもたらす全社的な業務効率化

–今後、ツギツギの社内活用についてはどのようにお考えでしょうか。
松崎様:現在は私の東京出社におけるハイブリッド勤務の拠点として活用しており、宿泊実績の大半も私個人によるものですが、今後は営業部や人事部の出張でも積極的に活用していきたいと考えています。すでに大阪や福岡などで試験的に利用したケースもあり、現時点ではイベント開催による宿泊需要の影響で空き状況が限られていたものの、今後は他部署でも十分に活用できる手応えを感じています。従来の宿泊手配や経費精算の手間を削減できる点でも、全社的な業務効率化に貢献できると期待しています。
–営業部や人事部では、どのような出張機会があるのでしょうか。現在の運用で課題に感じている点があれば教えてください。
松崎様:主に営業部と人事部が出張することが多いです。営業部は北海道から九州まで全国に顧客がいるため、定期的に各地を訪問しています。また、人事部においては月1回から2ヶ月に1回程度ですが、採用活動において全国の大学を訪問する機会があります。
現在の運用は出張が決まるたびにホテルを個別に手配し、宿泊費の事前承認や経費申請も各自で対応しています。しかし、希望日に空きがなかったり、領収書の整理や確認などにも手間がかかるのが実情です。
–最後にツギツギをおすすめしたい企業について、お聞かせください。
松崎様:出張が多い営業担当者を抱える企業には特に有効だと思います。地方出張ではホテル探しや予約、経費精算の手間が営業活動の妨げになることも少なくありません。ツギツギを導入すれば宿泊費を固定化でき、ホテル探しの負担も軽減されるため、本来の業務に集中することができます。
菅野様:経理の観点では、経費精算業務の効率化を課題とする企業におすすめします。従業員ごとの経費申請を細かく管理している企業では、宿泊費の申請が不要になるだけで大きな業務負担の削減効果があると思います。弊社の場合ですと、出張関連の経費と通常の経費が2分の1くらいの比率です。その半分の中の宿泊分が経費申請不要となるため、私の業務はだいたい4分の1は軽減されています。
(取材日:2025年8月)