宿泊のハードルを下げ、出張の質を高める。フジテックスのTsugiTsugi導入事例

株式会社フジテックス

執行役員 Chief Strategy Officer 伊東 裕揮 様

人事総務部 主任 大泉 竣太郎 様

「私たちは、お客様により良い商品を提供します。」を企業理念に掲げ、販促事業、環境事業、物流事業を中心に11事業を展開する、株式会社フジテックス。出張の手配や経費精算の省力化が課題となっていた同社は、東急株式会社の定額宿泊サービス「TsugiTsugi」の法人プランを導入しました。今回は同社の伊東様、大泉様に導入の経緯や活用のポイントなどを聞きました。


POINT

  • ホテル手配や経費精算の負担軽減、コストダウンを目的にTsugiTsugiを導入
  • 宿泊出張のハードルが下がり、身体に負担の少ない出張に臨めるようになった
  • TsugiTsugiは営業活動の勢いを削がずにコスト削減ができ、出張の多い成長企業におすすめ

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2年間で社員が倍増。第二の創業期を迎えている商社です。

‐貴社の事業内容を教えてください。

伊東様 当社は創業から約40年の歴史ある商社です。ラミネートフィルムや大判印刷用のプリンターなどを扱う販促事業、環境関連企業向けの破砕機など大型機械を扱う環境事業、物流センターの省力化・自動化を支援する物流事業を中心に、11個の事業を展開しています。仕入先は世界中に広がっており、販売先は国内2万社以上のお客様とのお取引があります。2022年7月に投資ファンドのジャフコグループ株式会社と資本提携し、第二の創業期を迎えています。社員数もこの2年間で70名から150名ほどと、ほぼ倍増しました。

株式会社フジテックス 執行役員 Chief Strategy Officer 伊東 裕揮 様

‐お二方の現在の業務内容を教えてください。

伊東様 私は今年3月に当社に中途入社しました。執行役員 Chief Strategy Officer として 経営企画、マーケティング、情報システムを管掌しています。

大泉様 私は当社に新卒で入社し、物流事業の営業職を経て、(当時のグループ会社である)事業構想大学院大学の仙台校の立ち上げなどに関わりました。2024年5月にフジテックスへ帰任し、現在は人事総務部にて各種人事制度の設計や運用、社内コミュニケーションを促進するためのイベントの企画運営などを担当しています。前述の通り当社はこの2年で社員が急増しているため、プロパー社員と中途社員の融合や、社員のエンゲージメント向上にも力を入れています。

株式会社フジテックス 人事総務部 主任 大泉 竣太郎 様

宿泊手配の負担軽減やコストダウンを目的にTsugiTsugiの法人プランを導入しました

‐TsugiTsugiの法人向けプランを導入された理由や、導入以前の課題感について教えてください。

伊東様 商社という業態がゆえ、当社は常に誰かが出張しています。全国のお客様への営業活動だけでなく、導入済み機械のメンテナンス対応などで長期の出張が入ることもあります。TsugiTsugiの導入以前は社員が自分で宿泊施設を個別に手配しており、手配の手間や経費精算の負担に加え、人によって宿泊費のバラつきもあり、全体として出張経費がかさんでいる状況でした。会社としては決して出張自体を抑制したいわけではなく、全国のお取引先との顔を突き合わせてのコミュニケーションを重要視しています。要はコストと投資のバランスを取りたいわけですが、昨今のホテル価格変動が激しい中で、価格としても快適さとしても適切な宿泊先を社員に選んでもらうことに難しさを感じておりました。

大泉様 出張中は普段とは違う環境での仕事で疲れも溜まりますし、社員には良い宿泊場所を提供したいと考えています。他の類似サービスと比較した結果、ホテルのグレードが高いこと、空港や駅に近くアクセスの良いホテルが多いことに魅力を感じてTsugiTsugiの導入を決めました。



TsugiTsugiのおかげで宿泊を伴う出張のハードルが下がり、無理のないスケジュールで仕事に臨めるようになりました。

-TsugiTsugiをどのように運用していますか。

大泉様 導入からまだ日が浅いため、現在は一定の役職者以上を中心に先行利用者として対象を絞って運用しています。今後は、部署単位でのチケット管理、代理者による宿泊予約などの具体的な運用フローを固めて、徐々に全社員に展開していけたらと考えています。

-TsugiTsugiの導入によって感じている効果を教えてください。

大泉様 宿泊を伴う出張のハードルが下がったと感じます。以前はコストを意識するあまり、無理に日帰り出張を組むケースもあり、早朝や深夜の移動が社員の身体に負担をかけていました。しかしTsugiTsugiがあることで、以前ならなにかと取りづらかった好立地のホテルが比較的安く、かつ安定的に取れるようになり、空港やターミナル駅近くで一泊してからと、過度な負担を減らして仕事に臨めるようになりました。

伊東様 私自身は管掌しているマーケティング部門の拠点が東京と福岡の両方にあるため、頻繁に福岡に行くことが多いのですが、出張はとても楽になりました。福岡はインバウンド需要の影響もあり、ホテル確保に難儀することもあるのですが、TsugiTsugiを導入してからは東急さんのハイグレードなホテルが安定して取れるようになり、ありがたく感じています。私は1週間単位の出張が多いので、施設内にコインランドリーがある東急さんのホテルはありがたいですね。

社員のコミュニケーションの促進や、エンゲージメント向上にTsugiTsugiを役立てたいです。

-今後、TsugiTsugiをどのように活用したいですか。

伊東様 将来的には全社に展開し、社員同士のコミュニケーションの促進やエンゲージメントの向上に役立てたいです。社員が急増している中、拠点の異なる社員同士のつながりを強化するため、社内合宿も年2〜3回実施しています。TsugiTsugiがあれば一定のコスト内で拠点間を往来できますので、部門やチームごとの合宿を開催し、より連携を深めることもできるでしょう。また、社員に対するベネフィットとして福利厚生的な利用も試してみたいです。家族の多い社員の中には、昨今のホテル価格の高騰のため、嫌々ながらクルマで何時間も遠出をするような社員もいると聞いています(笑)。TsugiTsugi のメリットを活かして、今後も積極的に使っていきたいと考えています。

TsugiTsugiは営業活動の勢いを削がずにコスト削減ができ、出張の多い成長企業におすすめ。

‐TsugiTsugiの法人向けプランをどのような企業にすすめたいですか。

伊東様 TsugiTsugiは当社と近い規模の成長企業にはフィットしているのではないでしょうか。大企業だと出張コスト管理と利便性のために、出張手配や契約ホテルなど仕組みが整っているケースもあるかと思いますが、当社もそうですが、急に人員が増えて成長局面に入った企業は、そうした仕組み作りが追いついていないケースもあるかと思います。お取引先様とのコミュニケーションを手厚くするために出張を推奨し、一方で会社の利益のためにはコスト抑制を促す。経営側からすると、この矛盾したメッセージを社内へ発信する必要があるのですが、TsugiTsugiを使うように伝えることでこれが両立できるのはありがたいです。まだ明確な効果を実感するには少し時間が必要ですが、今後も積極的にTsugiTsugiを活用していきたいです。

(取材日:2024年9月)

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