若者マーケティング機関SHIBUYA109 lab.の所長として、Z世代の若者のトレンドを追い続けている長田麻衣さん。2週間のTsugiTsugiの旅に参加し、見えてきた理想のワーケーションの形とは……?仕事を軸にして旅を楽しまれた様子を語っていただきました。
長田さんのTsugiTsugiの旅程
渋谷〜大阪〜渋谷〜名古屋〜京都
<宿泊した施設>
1.渋谷ストリームエクセルホテル東急
2.大阪エクセルホテル東急
3.渋谷エクセルホテル東急
4.名古屋東急ホテル
5.京都東急ホテル
▶︎今回、行き先はどのように決めましたか?
大阪、名古屋に出張がちょうど入っていたので、それに合わせてTsugiTsugiに参加し、出張先の街に滞在するという形を取りました。大阪や名古屋では若者の街を視察するなど、仕事がメインの使い方でしたね。京都では観光もできましたよ!
モチベーションが保てる!?ホテルで仕事をする、ワーケーションの効能とは
▶︎ホテルでのお仕事はいかがでしたか?
ホテルの客室では、資料を作る、文章を書くなどの仕事に集中することができました。自分の家だとどうしても集中できない時がありますが、ホテルのおしゃれな客室だと「よし、やろう」という気分も盛り上がって。モチベーションが保てる気がしますね!
大阪エクセルホテル東急は、カウンターデスクが広くて仕事しやすかったです。 今ちょうど本の執筆をしているのですが、ホテルの客室だと自分のスイッチがうまく入れられたので、執筆が進みました。




▶︎渋谷は長田さんの本拠地(お仕事の場所)でもありますが、渋谷に宿泊してみていかがでしたか?
普段、渋谷で仕事をしていて、泊まることはないので、泊まってみたかったんですよね。 渋谷ストリームエクセルホテル東急と渋谷エクセルホテル東急に泊まりましたが、渋谷という街中にありながら、混沌とした地上とは違ってホテルの客室は静かに過ごせる。一人で静かな空間にいられるのに、いつでも会社に行ける安心感もあり、ちょうどよい距離感でした。リフレッシュできましたね。
旅先だからこそ意識的に出かけたり、「朝活」で街を楽しむ、仕事以外のバケーション的な過ごし方
▶︎仕事以外では、どのように過ごされていましたか?
朝活をしていました!例えば、うどんが好きなので、大阪では朝早く起きて始業前にうどんを食べに出かけました。
京都では、神様は朝しかいないという話を聞いたので、朝寺院に出かけてお参りしましたね。







意識的に出かけるようにしていたので、名古屋でも仕事の後、夜に商業施設を見に行ったり。街の顔、その地にいないと見られないものを積極的に見に出かけていました。
在宅だと仕事の後も家に篭っていることが多いですが、出かけていくモチベーションがあったのも、旅先だったからだと思います。




▶︎TsugiTsugiは一人で利用されましたか?
一人旅でしたね。一人旅は基本的にしないのですが、仕事を中心とした利用だったので、仕事と旅行を兼ねたワーケーションという一人旅は合っていたようです。
とは言え、渋谷の滞在時には後輩をホテルに呼んで、一緒にお酒を飲みましたね。会社の近くにステイして、友人や同僚ともすぐ会える。この日常に身近な感覚がとても良かったです。
▶︎旅先でやりたかったことは何ですか?
地方の街でのグルメを楽しむことですね。グルメの開拓をしてみようと思っていました。でも実際は、普段と変わらず仕事があったので、生活リズムは同じでしたし、理想ほどはグルメの開拓はできなかったですね。
生活リズムが同じだったことで、休みボケはなくて、TsugiTsugiの旅終了後もそのまま日常に戻ってこれたので、それは良かったです。渋谷の滞在があったのが大きかったかもしれませんね。
13泊分の荷物は多め!旅先を快適に過ごすための長田さんスタイル
▶︎13泊分の荷造りはいかがでしたか?
大きなスーツケースも、リュックサックもパンパンでした。 服のほかには、メイク道具一色、そしてホテルの化粧品が合わないかもしれないので化粧水などもすべて持っていきました。 シャンプーも持っていきました!でもホテルのバスアメニティにKNOLLのシャンプーが置いてある(※施設によって異なります)と知って感激して、持ってこなくてよかったなと思って。はじめの1週間のあと、一度自宅に戻って、2週間目ではまた荷物を入れ替えたんですが、そのタイミングで、2週目にはシャンプーは持って行きませんでした(笑)
▶︎持っていって良かったもの、要らなかったものはありますか?
持っていって不要だったものはないですね。
持っていって良かったものは、マッサージボール! 客室で仕事をして座りっぱなしかなと思ったので、持っていきました。ホテルのマッサージも利用しようかと思ったんですが、予約でいっぱいだったので、持っていって良かったです。 大阪エクセルホテル東急ではジムを利用しました。トレーニングウェアを持参していたので良かったですね。

旅を終えてみての感想
▶︎印象に残ったホテルはありましたか?
渋谷ストリームエクセルホテル東急が気に入りました。 ほかに印象に残ったのは、京都東急ホテルですね。伝統的な雰囲気があって良かったです。
▶︎次にTsugiTsugiを利用するなら、どんな旅にしたいですか?

今回は移動が多かったので、1週間ずつのロングステイをする、というようにまとめた方が、その街もじっくり楽しめるし、落ち着いて仕事をできるだろうなと思いました。
▶︎行ってみたい街はありますか?
札幌に行きたかったですね。どこの街に行くにしても、出来るだけ都市で、仕事としての意味もある滞在がいいなと思います。美味しいご飯や観光の楽しみもある街での滞在がしたいですね。
もし出張がなければ、四国とか京都の滞在もいいかも。 今回も、京都は非日常感があると思いました。休日に合わせて京都や北海道など、自分が普段行かない街で滞在をしたいです。 宮古島は、行くなら仕事は抜きで、完全にバケーションを楽しみたいところですね!
最後に今回のTsugiTsugi体験はいかがでしたでしょうか?
不思議と、13泊のTsugiTsugiの旅の後に疲れを感じなかったんですが、やはり馴染み深い渋谷での滞在が、日常にすぐ戻れる距離感だったことなど、生活リズムが変わらなかったのが大きいかもしれませんね。 ホテルの客室は集中したい時に集中できる場所。仕事ができる環境で、仕事を軸にしたワーケーションの過ごし方が良かったです!
ワーケーションメインで、お仕事の予定に合わせてTsugiTsugiを利用された長田さん。いつもの職場に近い渋谷での滞在と、出張先でのリフレッシュで、バランスをとりながらホテル暮らしを満喫。
都会の喧騒の中でも、ホテルの客室は一人静かな環境なので、執筆や資料作りなどの仕事が捗ったそうで、集中したい時に集中できる、仕事の環境としては最高だったようです!
今回、短めのご利用のため、生活リズムが変わらなかったおかげで、旅疲れもあまり残らず、楽に日常に戻れたとお聞きし、軽快な旅暮らしをされている点が印象的でした。
もっと自由に、簡単に、ワーケーション利用をするにもTsugiTsugiが活躍しそうです。 ぜひ、次のTsugiTsugiの旅では、行ってみたい街での滞在もお楽しみください。
赤ちゃん連れでのTsugiTsugiの旅を体験された村上さんご一家。小さな子連れでのTsugiTsugiの旅のポイントとは? 沖縄のリゾート地で長期滞在し、北谷の地元に馴染んで「旅暮らし」を満喫された村上さんにお話を伺いました!
赤ちゃんと一緒の初めての旅行、村上さんご一家の “100%沖縄満喫” TsugiTsugiの旅程
宮古島2泊〜沖縄・北谷11泊
<宿泊した施設>
1.宮古島東急ホテル&リゾーツ
2.ザ・ビーチタワー沖縄
▶︎今回、ご家族でTsugiTsugiで旅をされたきっかけは何でしたか?
去年の先行体験の時から、TsugiTsugi参加したい! と思っていました。ただ、行きたいけれど30日間出社しませんとは、会社の上司に言いにくくて。結局その時は諦めたんですけれど、春にTsugiTsugiの新しいプランが出て、14日間のプランなら参加ならできる! と思いました。 ちょうど奥さんが産後育休中でしたし、僕も育休を取得したので、その期間を利用して参加しようと思いました。
出発は、子どもが生後4カ月のときです。出産後、赤ちゃんとの生活にも慣れてきて、ちょうど気持ちにもゆとりが出てきたところでした。産後毎日家にいた奥さんもリフレッシュしたい時だったし、子どももお出かけを始めたごろだったので。旅に出たい!とにかく沖縄にいきたい!と熱望していたタイミングだったんですね。
沖縄は毎年行っていたけれど、長期滞在したことはなかったのでぜひ沖縄に滞在しようと決めました。TsugiTsugiでの滞在を全て沖縄にしたんですが、沖縄で10泊以上もするのは初でしたね!
▶︎小さなお子さん連れでの旅行ですが、旅の前の準備はどうされましたか?
子連れで飛行機に乗る際の注意点などをネットで検索してチェックしました。おもちゃを準備しておくことや、ぐずった時の対処法はどうするか……などですね。あと、お昼寝の時間のタイミングも意識して飛行機の時間を検討しました。
それから、旅先で子どもが体調を崩すことも考えて、母子手帳も持っていきました。何かあった時を考えて持ち物は準備しましたね。
子どもの荷物が一番多くなると思うんですが、滞在先のザ・ビーチタワー沖縄が赤ちゃん連れに優しいホテルだったんです。おむつも宿泊数分無料サービスがあるし、ミルクも無料なのでとても良かったです。おむつは、おかげさまで持っていく量を減らせました。結果的には持って行ったおむつも少し余らせたぐらいです! 宮古島東急ホテル&リゾーツでもザ・ビーチタワー沖縄でも、離乳食のサービスもあったようです。まだ離乳食の時期ではなかったので利用はしていませんが、どちらも子連れに優しいホテルだなと感じました。
また、事前にホテルに連絡しておいて、ベビーベッドも準備してもらうことができました。 ベビーカーも借りられたので、持っていく必要はありませんでした。ただでさえ荷物が多くなりがちな赤ちゃん連れの旅行なので、とてもありがたかったです!
ザ・ビーチタワー沖縄では小さなお子様連れのご家族がより快適に安心してリゾートライフを満喫できるよう、 様々なサポートサービスが用意されています「キッズサービス」はこちら https://www.hotespa.net/hotels/okinawa/kids/


”何もしない” 贅沢リフレッシュ! 子連れ沖縄旅行ならではの過ごし方を満喫!
▶︎お子さんの服は多いですよね! ホテルでのコインランドリーは利用されましたか?
宮古島東急ホテル&リゾーツは2泊だったので洗濯は利用しなかったのですが、ザ・ビーチタワー沖縄では館内のコインランドリーが24時間使えたので、2日に1回は洗濯していました。子どもの肌着などの洗濯は助かりました。洗濯洗剤はホテルそばのショッピングセンターで購入できたので良かったです。
▶︎ホテル周辺でのお買い物や食事はどうされていましたか?
ザ・ビーチタワー沖縄は隣にショッピングモールがあったので、とても便利でした!日用品や子どものものなど、何でも調達できました。 食事も事欠かないですし、お惣菜を買って客室でゆっくり食べた日もあります。
ホテルからはアメリカンヴィレッジも徒歩で行けるので、買い物も食事も楽しめました。 北谷エリアは嘉手納基地が近く、米軍の方がよくいっているお店があるので、そのあたりもネットでチェックして、アサイーボウルが食べられる「モーニングボウルズ 」というお店に朝食で行ってみました。そうしたらそのお店が気に入って、毎日のように朝食にアサイーボウルを食べに出かけましたね!周辺環境をフルに活かして、旅暮らしを満喫できたと思います。 夜は子どもをお風呂に入れて寝かしつけるのであまり外食には出なかったのですが、沖縄最終日だけ、居酒屋に行ったのもいい思い出です。



▶︎子連れの沖縄はお二人にとってどんなステイになりましたか?
毎年沖縄に旅行に行っていたほどの沖縄好きなので、今回子連れの旅行でも、やはり大好きな沖縄をチョイスしました。 これまで2人だけの旅だったら、スキューバダイビングの予定をぎっしり入れてアクティビティばかり楽しんでいたんですけれど、今回は「とにかく子どもを中心にゆったり過ごしたい」というステイでしたね。 何もしなくても良い贅沢な過ごし方を楽しみ、時間を気にする必要のない沖縄で、旅が日常の中に溶けていくような感覚でした。




▶︎今回宮古島は2泊で北谷に11泊されましたが、長期滞在のメリットはありましたか?
正直、メリットしかなかったですね! 滞在して7日目以降は、もうどこにも行かなくていいっていうぐらい馴染んでしまって。何かしなくちゃと調べなくてもいい、どこか特別なことをしに行かなくてもいい。沖縄にいるのに予定を詰め込むこともなくて、落ち着いて滞在を楽しめる。ここにいるだけでいいという過ごし方でした。 目の前に海があるので、海で遊んで、部屋に戻ってごはんを食べたらまたプールで遊んだり、本を読んだり。ホテルから出ない日もあったぐらいです。
暮らすように日々が過ぎていくので、感覚としては旅行中というより日常に近いんですけれど、でも家事もしなくていいという贅沢を味わうことができました。家だと、奥さんは赤ちゃんにかかりきりで、夫の僕が家事をやらなくちゃと毎日張り詰めるんですけれど、そこがないのでお互いゆったりと過ごせて、夫婦共に快適でした! 世のパパさん、ぜひ自分がゆっくりするためにも、奥さんのためにも、TsugiTsugiに参加するべきですよ!(笑) とにかく滞在中は子ども中心に、ゆっくりしてリフレッシュすることを目的に行ったので、とても満足できましたね。
奥さんと子どもが寝たあとの夜中にゲームで何時間も遊んだりできたのも、翌日家事しなきゃっていうプレッシャーがないからですね(笑)
最後の日は、この沖縄生活本当に終わるの!? 帰らなきゃいけないの? という感覚になりました(笑)
子連れ旅行のポイント!TsugiTsugiの良さを最大限に生かして最高の滞在にしよう
▶︎今回TsugiTsugiの旅を体験されてみて、子連れ旅行ならではのポイントは何でしたか?
旅先での必要なものをどこで調達していくかのリサーチをしておくことですね。特に子どものものはどこで買えるかはチェックしておいた方がいいですね! また、TsugiTsugiは全国あちこちに移動できることが魅力だと思いますが、子連れ旅行の場合は移動が大変ですから、なるべく同じ場所に落ち着いて連泊するのがポイントだと思います。 それと、買い物や食事など何かとサッと移動できるように、車(レンタカー)はあった方がいいですね!
旦那さんは、旅先では奥さんと子どもの写真をたくさん撮ってあげてくださいね! 母と赤ちゃんは意外とツーショットの写真ってないんです。なので、しっかり撮ってあげて思い出を残すと、奥さんが喜びます!
▶︎TsugiTsugiでの家族旅行を終えて、ご感想をお願いします!
想像以上に、思い切って行ってよかった! というのが感想ですし、周りにも是非おすすめしたいですね。去年の先行体験もやっぱり参加しておけばよかったと思うほどです。
TsugiTsugiはただの旅行ではなくて、長期滞在することによって地元の生活に触れることができるし、旅先で「暮らすように旅ができる」んですよね。ここが素晴らしいところですね。
次は5日プランを利用、奥さま&ベビー&ご両親家族と箱根の温泉、その後は家族3人でまた宮古島を満喫! 同行者によって施設を使い分けられるのも魅力
▶︎なんと、村上さんご一家はすでに次回のTsugiTsugi参加をご予定なんですよね!どんな旅になるんでしょうか?
「えらべる5」プランができたので、この秋すでに予約しました! 今回は奥さん名義で予約して、奥さんご両親ご家族6名で東急バケーションズ箱根に2泊。残り3泊は家族で宮古島東急ホテル&リゾーツに行きます。現地で追加分を支払って、延泊しようと思います!
ご家族水入らずでのTsugiTsugi利用の体験、いかがでしたでしょうか?お子さんは生後4カ月で人生初の飛行機・初の海・初のプールという沖縄長期滞在経験に!村上さんご一家のように、育休期間を利用してのんびりゆったり、リフレッシュをしにホテルステイを楽しめるのもTsugiTsugiのメリットです。
小さいお子さんがいる場合は特に、あちこちへ移動する旅よりも、一つの場所に滞在して、日常と旅との融合のような過ごし方をするのがいいですね! 子どもがいるから旅行なんて難しいという方も、ぜひ村上さんご一家のようなスタイルで、ホテル住まいを体験できるTsugiTsugiの旅はいかがですか?
※宿泊施設によって添い寝の可否やお子様向けのアメニティのご用意、また追加料金の有無が異なります。お子様とご利用の際は事前に『TsugiTsugi(ツギツギ)利用』である旨とあわせて各ホテルへお問い合わせください
大手企業にお勤めの奥野さん。元々旅好きで、TsugiTsugiの第一弾募集を聞いた時から参加したいという思いを持っていたそう。「ぜひ第二弾では参加する!」と半年越しに実現させたワーケーションの旅。どのように旅するような暮らしを楽しんだのか、旅の前の段取りや、リモートワークの様子についてもうかがいました!聞いているだけでもワクワクする、旅上手な奥野さんならではの全国周遊ツギツギ体験をご紹介します。
20代会社員、ワーケーションにあたり重要な段取り「事前準備」による雰囲気作り
普段、どのようなお仕事内容や、ワークスタイルでしょうか。また長期のリモートワークにあたりどのような準備をされたましたか?
私が所属している部署は、基本的に出社がメインのスタイルになるのですが、TsugiTsugi参加にあたり1週間おきにリモートワーク、出社を繰り返し行いました。そのうちにリモートワークでも問題ないという周囲の方や上司の方の理解やマインドを持ってもらうことができるようになりました。第一弾の時は社内でも、制度などを整備している途中というところでもあり、周囲の空気感もまだまだという状態であったのですが、第二弾に参加するにあたり、事前に調整することでリモートワークをするための雰囲気が生まれました。 また、彼女など身近な人にもずっと「行きたい」という思いを伝えておくことで理解を得やすくなりました。いくつかの旅行先を一緒に回って楽しんでもらうことができたりもして、1泊ごとに誰を同伴してもいいところも使いやすいポイントでした。
コンセプトは「いろんな人に会いに行く」、日本全国で現地の知人に会いローカルのおすすめを満喫
▶旅のテーマと楽しみ方
今回、「いろんな人に会いに行く」というコンセプトを掲げて参加しました。 全員大学や高校の友人たちで、東京で都度、集まることはありましたが、赴任先の現地で会うことはなかったので、今回の旅で各地で会いにいくことも目的のひとつでした。 そこで、友人たちの新たな一面を感じることができた点は面白かったです。みんな、ちょっと「その街の現地風」を吹かせていて、友人たちの現地での顔を見ることができました(笑) 今回の旅において、各地の名物を食べるようにしていたのですが、食事についても自分だけだとネットの情報やランキングの情報だけでお店を選んだしまうところ、現地を知る友人に「美味しいところに連れてって」と伝えておくことで、よりリアルな「おすすめ」な場所に連れて行ってもらうことができたのが良かったです。
行き先は決めていましたか?
→予定に隙間を空けておくことでひらめきや突然の予定変更まで楽しむスタイルで上手に活用
北海道と沖縄だけ決めており、その他は後から決めました。予定に隙間を作っておくことで気に入ったホテルに延泊するなど旅程や施設を楽しみました。
雪の北海道、南国宮古島、桜咲く伊豆、全国を巡る奥野さんの利用コースをご紹介
《 北海道→名古屋→島根→広島→京都→宮古島(沖縄)→那覇(沖縄)→三島・伊豆・下田(静岡) 》





同行者は行く先々で変わり、全部で6名!
♦北海道|東京の友人と、現地の友人
♦名古屋〜島根〜広島〜京都|名古屋の友人
♦宮古島(沖縄)|彼女
♦那覇(沖縄)|東京の友人と、現地の友人
♦伊豆|彼女
参加するにあたり、同行者の皆さまの反応はいかがでしたか
現地の友人にとっては自分の地元に友達が遊びに来て昼は仕事をして夜は一緒に飲みに行くという感覚で、いくつかの場所を同行した彼女にとっては一緒に行く旅行という感覚だったようで、同伴してもらったみんなにとっては、それほど特別なことではなく、負担感がなかったこともよかった点だと思います。 僕にとっては30日間会社にも行かず仕事をしながら全国を旅するという特別な体験ですが(笑)
偶然の発見や出会いも楽しい、各地の過ごし方
各地での過ごし方を教えてください
<北海道>
三連休からスタートしたエリアのため、札幌の友人と小樽など観光を目一杯楽しんで、スープカレー、ジンギスカン、海鮮丼などご当地グルメも満喫しました。






印象的なお店はありますか?
特に印象的だったのが、北海道の地元で有名なコンビニで、店内調理の「カツ丼」を強くお勧めされて食べたのです。自分だけだと限られた食事の中でコンビニのご飯をチョイスすることはおそらくなかったと思うのですが、友人から「絶対食べて!食べないと帰さない」とお勧めされて、半信半疑でトライしました(笑)。確かに価格も安く美味しくて、現地の友人のおすすめがあったからこそですね。

<名古屋〜島根〜広島〜京都>
名古屋から島根の移動の際に、友達とレンタカーで一日かけてドライブしました。カーナビと高速道路を使わず、看板だけで目的地を目指す。途中でどこを走っているのかわからなくなったりしながら、6時間程度で着くはずのところが18時間もかかりました。道の探求をしてみたんです。



今回泊まった島根は、このような機会がないといくことがないと思い選びました。松江エクセルホテルに宿泊したのですが、出雲大社に行くにも便利ですし、開放感のあるエントランスと清潔感のある広めの部屋が想像以上に良かったです。そこから広島、京都を回っています。






<宮古島(沖縄)>
休日を使って那覇空港に向かい、彼女と合流し、そのまま宮古島へと行きました。 滞在中は1日だけ仕事をし、残り4日間は休日と有給休暇を活用し、目一杯楽しみました。 天気はあいにくの雨で、島内のドライブが中心の旅行でしたが、途中雲の切れ目から青空と真っ青の海が広がり、とても素敵な場所でした。



<那覇(沖縄)>
宮古島から帰ってきて那覇では2つの施設をとまりました。特に印象的なのがドンキホーテの上の東急ステイホテルです。正直最初はそれほど期待していなかったのですが、ドンキホーテが施設内にあることでとても利便性が高かったです、仕事帰りにお酒を買いに行ったり、途中でどうしても必要なものができたときに、施設直結24時間営業のお店があることは意外と便利でした。 那覇では現地の友人と東京から遊びに来た友人と会ったのですが、那覇を散歩をしていたところ、プロ野球の試合があることを発見し、急遽「翌日行こう」いうことになり、オープン戦を観戦しました。

さらにその日は沖縄の別の場所でもプロ野球の試合をやっていて、偶然SNSで先輩と後輩が別の野球の試合を見に沖縄に来ていることを知り、連絡をとって合流し、沖縄で東京と現地の友人と飲むことになり、楽しい時間を過ごせました。


<伊豆>
一度自宅に戻ったものの、家には入らず車をとって彼女とドライブをしながら伊豆方面に旅行に出かけました。週末は富士急ハイランドと三島スカイウォークを堪能しました。ホテル伊豆急に宿泊をしましたが、今回の旅で唯一の畳の和室がとても心地よかったです。






平日と土日の過ごし方は違いますか
エリアの観光を土日にし、平日は食事と友人との食事に行くという、観光と、仕事、現地の知人とのオフタイムを楽しむといった使い方をしていました。
ワーケーションのポイントや、リモートワークの効能とは
持ち物で工夫したことはありますか
パソコンさえあれば仕事ができるので、特別なものは持っていきませんでした。 基本的にはホテルの部屋で働いていましたが、移動に伴うチェックアウトの後は、特典のウェルカムドリンクチケットなども使いながらホテルのラウンジで仕事をして次の移動に備えることなどをしていました。 工夫といえば、チェックイン・アウトでラウンジやカフェで仕事をするタイミングには自分が話すMTGは極力を入れない方がいいかもしれません。 リモートワークでの変化として、出社や朝ごはんの用意などにかかる朝の時間が取られないので、仕事を早く始めることにしていました。その分、夕方にはスッキリ終わり、夜は友人と飲みに行くという区切りをつけられます。 また、温泉・大浴場付きの施設であれば、仕事の前に朝風呂、夕方は友人と会いに行く前にひとっ風呂浴びてから、といった温泉付きホテルならではの過ごし方もできリフレッシュできました。 目覚ましで起きる毎日ではなく、自然と起きられるという健康的な日々になりました。



奥野さん流、荷物の工夫とは
スーツケースは1/4は開けていくようにいました。しかし、道中でお土産を購入したりするうちに、結局1/4のスペースでは足りず、途中で一度家に荷物を送りました。このように送ることもできるので、結果的には荷物の空きスペースなどはあまり考えなくてもいいのかなと思います。 荷物といえば、旅行中、予定になかった急なお客様との会議が入ることがあったのですが、スーツは荷物になるので持っていかなかったため途中で襟付きシャツを購入しました。リモートワークで利用するのであればお客様に対応できる服を持っていくことをお勧めします。
最後に今回のTsugiTsugi体験はいかがでしたでしょうか?
一度も会社に出社することなく、30日間仕事しながら全国を旅行すると考えると価格以上の価値があったと思っています。 金銭的な問題や周囲の状況など各々事情があると思いますが、行ける環境があればぜひ行くことをお勧めします。
―貴重なお話、ありがとうございました。
仕事をしながら、非日常である旅も楽しんだ奥野さん。 お話をお聞きいていると、旅の様子がリアルに想像でき、とても楽しく充実したお時間を過ごされたことが伝わってまいりました。 事前準備をすることで旅するような暮らしを実現。ワーケーションをしながら赴任先の友人と会って、彼女との旅行も満喫する理想のスタイルのひとつと言えそうです。施設のチョイスや各地での過ごし方もとても魅力的で、今後検討される方にも参考になる情報がたくさんあったのではないでしょうか。 気になる方は、旅行中の様子がよくわかるインスタグラムもチェックしてみて! https://www.instagram.com/tsugitsugi_telework/


