TsugiTsugi先行体験
ユーザーインタビュー vol.2
よこたんさん、ホテル暮らし美食ハンター/UXデザイナー
ワーケーションが自分を見つめ直す時間に。ホテル暮らしのプロが教える旅の楽しみ方
「ホテル暮らし美食ハンター」として旅の情報を発信する、よこたんさん。先行体験でのワーケーションが自分を見つめ直す大事な時間になったといいます。数々のホテルを巡ってきた彼女だからこそ分かる、旅のヒントや楽しみ方を教えていただきました。
―先行体験に参加されたきっかけを教えてください。
以前住んでいたマンションで騒音トラブルがあって、契約を解除するタイミングでTsugiTsugiの記事を見つけたんです。もともと旅行は好きだし、ホテルならそういったトラブルや更新などの煩わしさもないので、いろんな問題が一気に解決するかなと思って参加しました。
―体験に参加する前と後で、ホテル暮らしの印象は変わりましたか?
ホテル暮らし=お金がかかるイメージでしたが、賃貸とあまり変わらず、掃除の手間がないのがとても楽でした。また、栄養不足を心配していた食事面も、ホテル内のレストランやルームサービス、テイクアウトやデリバリーなどを活用し、毎日バラエティー豊かなご飯が食べられました。食べ歩きが趣味なので、滞在場所のローカルフードを楽しめるのはホテル暮らしの一番のメリットでした。
―訪れた中で印象に残った場所は?
最先端のホテル暮らしを体験できる、渋谷ストリームエクセルホテル東急がお気に入りです。最新の調理家電を使える共用キッチンがあったり、栓抜きを頼んだらデリバリーロボットが運んできてくれたりします。渋谷駅直結で利便性も抜群。ホテルの下の階には飲食店やスーパーもあります。
プライベートビーチがある宮古島東急ホテル&リゾーツも、また訪れたいホテルです。宮古ブルーといわれる、青く澄んだ海がとても綺麗でした。休日にはプールで遊んだり、シュノーケリングや鍾乳洞ツアーに参加したりして、宮古島の自然を満喫しました。
宮古島の海を眺めながら仕事をしていた時に、ふと「わたし、意外と疲れてたんだなぁ…」と思ったことを覚えています。ホテル暮らしを始める前は、部屋にいる時間が長く、知らない間にストレスが溜まっていたのでしょうね。海を眺めたり、波の音を聴いたりしているうちに、心と体が自然とほぐれていくのを感じました。
―それもワーケーションの一つの効果ですね。反対に、困ったことはありましたか?
チェックアウトから次のチェックインまでのスキマ時間に、どこで過ごすかは悩みどころでした。そういうとき、ラウンジがあるホテルは助かりましたね。ラウンジがない場合はWi-Fiや電源が使えるカフェ、コンビニのイートインスペースなどを利用していました。
―そういう場所はどのように調べていますか?
Googleマップで、お店の口コミに「Wi-Fi」「電源」などのキーワードがあるかをチェックしています。現在地からの距離もわかるので便利です。ランチを食べに行く時はタクシーの運転手さんや、ホテルのスタッフさんにおすすめの場所を聞いたりもしました。地元の方がおすすめするお店なら大体ハズレがないです。
―よこたんさん流、ホテル選びのコツは?
自分がホテルに何を求めるか、ですね。夜景が綺麗だったり、接客が丁寧だったり、ホテルによって売りにしているポイントが違います。私は食いしん坊なので、ご飯が美味しいと評判のホテルをよく選びます。旅しているうちに自分のこだわりが見えてくるので、そこを重視して選ぶと良いですね。
―旅慣れている方ならではのアドバイス、ありがとうございます。ホテル暮らしをする上で、気を付けていることはありますか?
まずは頻繁に滞在先を変えないこと。移動が多いとそれだけで疲れるので、一週間くらいは同じ施設に泊まるのがいいかもしれません。荷物も極力減らした方がいいです。例えば、化粧品類はかさばりがちですよね。私は無印良品のメイクパレットにいろんなアイテムを詰め込んで、それ一つでメイクが完成するようにしています。今使っているスーツケースも実は2〜3泊用のものです。前面にポケットがあるので、中身を見せずにPCなどをサッと取り出せるところが気に入っています。
―他に旅の必需品やおすすめグッズがあれば教えてください。
オンライン会議をするならワイヤレスイヤホンは必須アイテムです。ノイズキャンセリング機能があると、騒がしい場所でも集中できて便利です。あとはゆるっとしたワンピースと、サッと履けるサンダルもおすすめ。着替えが簡単だと、ちょっとした外出や部屋で休むときに重宝しますよ。
―ホテル暮らしを始めてから生活や働き方に変化はありましたか?
気分転換がしやすいので、健康的な暮らし方になりましたね。まず運動不足が解消しました。ホテル間の移動や街歩きで、気づくと1万歩あるいている日も。これは思いがけないメリットでした。あとホテルで朝食をとる日は必然的に早起きになります。ラストオーダーの時間が決まっているので、寝坊するわけにいきません(笑)。
箱根や宮古島などのバケーションも兼ねた滞在では、週末のアクティビティが楽しみで自然と仕事がはかどり、メリハリのある暮らし方ができました。
―大事な時間になったようですね。最後に、先行体験で得たものがあるとしたら何ですか?
自分にとっての「幸せな暮らし方」を見つけられました。今どんな場所に行くのが心地良いのか。どんな人と過ごしたいか。何を食べたいか。旅をしていると、自然と何度も考えることになります。そうした自分自身への問いかけを続けるうちに、毎日を幸せに過ごすためのヒントを得られたような気がします。
―貴重なお話、ありがとうございました。
ホテル暮らしやワーケーションを実際に経験したからこそ語れる情報が盛りだくさんで、旅を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。まさに「ホテル暮らしのプロ」とも言える、よこたんさんならではの視点で切り取った旅情報の発信をこれからも期待しています。